生活
国際線の発着する空港に出かけてきたが、自分の旅行、つまり自分の海外旅行のためではない。 国際空港まで出かけ、送迎が終われば、自宅に戻るだけのことだが、これで一日がほぼ終わってしまうから、ちょっとした小旅行になってしまう。 海外によく出かける…
今日から、「後期高齢者医療制度」で、年金から天引きされることになる。 年金をきちんともらえているかどうかもわからないのに、その年金から天引きされるということに対して批判や怒りが強まっている。 批判があって、「長寿医療制度」と後に名称をあらた…
今晩の報道ステーションを見ていたら、キティホークに乗っていたホセ・コーパスという幹部が、日本による給油はイラク戦争に使われていたと証言していた。 もしこれが本当だとすると、イラク戦争に使われたことはないと主張している日本政府が結果として嘘を…
アオテアロア・ニュージーランドでは、郵政民営化は失敗したと言われている。私の考えでは、生活に基本的な分野、たとえば、医療・教育・交通・通信等は、民営化すべきではないと考えている。こうした分野は公共の福祉ともいうべきもので、社会的に負担すべ…
毎日新聞で社保庁職員による年金着服問題が報じられている。これが事実だとすれば、由々しき問題だ。国民の怒りはおさまらないだろう。 <社保庁職員>年金着服1億3千万円 24人が12年間で 8月3日3時6分配信 毎日新聞 社会保険庁職員らが年金保険料など…
昨日も引用させてもらった永六輔氏の無名人語録(278)からだが、日本の政治や安倍内閣について次のように書かれている。 日本の政治っていうか、安倍内閣ってさ、ゴチャゴチャというか、グズグズというか、ネチョネチョというか、ベチョベチョというか。 ……そ…
1971年6月に発売になった高田渡の「ごあいさつ」は、名曲ぞろいの名盤だ*1。 はっぴいえんどがバックをつとめる「失業手当」「自転車にのって」「銭がなけりゃ」「生活の柄」とともに、アコースティックギター一本で弾き語る「ごあいさつ」「アイスクリーム…
前にも書いたが、この6月は、定率減税廃止などにより、住民税がアップしている。問い合わせが殺到しているようだ。 以下、中日新聞から。 税源移譲で住民税アップ 県内市町で問い合わせ殺到 6月21日10時50分配信 中日新聞 【滋賀県】計算間違いではないのか−…
5000万件もの年金不明問題で、さらに1430万件もの不明のものがあると柳沢厚生労働相が認めた。 今回の問題で、1年間で処理すると政府は言っているが、こんな膨大な数の不明年金情報を1年間で処理など、できるのだろうか。また、それを処理するのに、どれほど…
内閣支持率が急降下する中で、首相は年金記録問題で、年金を争点化する姿勢を示し始めた。 この「宙に浮いた」年金問題は、争点にするもしないも、そもそも争点になるような問題ではありえず、政府が責任を金もって支払うべきものである。インチキが解決でき…
お金を払って商品を受け取る。 お金を支払ったら、受領書(レシート)をもらう。長期間支払い続けるのであれば、相手方から時々フィードバックしてもらって報告書をもらう。 保険金を支払ったら、そのリターンがどうなりそうか、事前に明確にしてもらう。 自…
年金問題は一体どうなっているのか。 「5000万件」の「宙に浮いた年金問題」「消えた年金問題」「救済」という字が新聞に踊り、テレビでも報道されているが、今の段階では、何が問題なのか、さっぱりわからない。 そもそも日本は戸籍にうるさい社会だし、管…
学生時代に、映画好きの、ある先輩から、新藤兼人監督の「裸の島 [DVD]」の話を聞いたことがある。その話から自然との闘いとしての労働や生活を基本に撮った映画であることが理解できた私は機会があれば観たいと思っていたのだが、その「裸の島」を先日よう…
それにしても、各メディアの動きが鈍いとの印象をもつのは私だけだろうか。こうした異常が普通で驚くに値しないのだろうか。 「どこでもやっていること」といった訳知り顔で、こんなひどい不正・腐敗を見過ごすことはけっしてできないはずだ。 こうした裏金…
90年代中ごろに、北海道をはじめ、20以上もの都道府県で不正経理が公表され、「裏金づくり」体質は1990年代後半には正常化されているはずであったはずなのに、7月の県議会一般質問により、岐阜県庁での組織的な「裏金作り」が明らかになった。 その額がもの…
「広がる格差」という見出しで今日の朝日新聞の夕刊が、20代で年収150万未満の人が増加し20%にも上っていることが労働経済白書でわかったと報じている。一方、500万以上の層も増えて、経済格差が広がっていることを裏づけた。 最近の新聞報道でも、派遣労働…
今回の事故現場スタッフが一番知らなければならなかったことは、流れるプールでの排水口や吸水口が「悪魔の穴」であるという認識だ*1。一番大切な、その認識が欠如していたことから教訓を学ぶべきである。そうした認識が欠如していたから、せっかく柵がはず…
高校生アルバイトのことは多少論議を呼ぶかもしれないが、私から言わせれば、むしろそうした「素人」スタッフの体制をつくった会社の責任と、それを放置した行政の責任を、やはり問題にしなければならないということである。すでに述べたように吸水口に対す…
私が言いたいことは、こうした高校生監視員の一人ひとりの責任を問うということではない*1。そうではなくて、今日の朝日の夕刊によれば、ふじみ野市が「文部科学省が7年前から、吸水口のふたの設置の確認やネジ、ボルトでの固定などを文書で求めていたにも…
流れるプールでの痛ましい死亡事故についての続報で、「監視員、高校生が大半」という記事が朝日新聞夕刊に載っていて、「当時プールにいたアルバイトの監視員13人のうち11人が高校生で、大半は吸水口の危険性を認識していなかったことが埼玉県警の調べでわ…
今回、現場にスタッフがいたにもかかわらず、取り返しのつかない重大事故が起こってしまったのだが、言うまでもなく、現場のスタッフの中には、誰一人として今回のような死亡事故を望むものがいたはずがない。現場に立ち会った方たちは、悔やんでも悔やみき…
まず、事故を起こしたプールの管理体制だが、市から運営・管理を委託されていた会社が、契約書で禁止されている運営・管理の「丸投げ」をして下請け会社にまかせていたことが判明した。 テレビや新聞報道によれば、市営プールであるのに市職員が常駐していな…
埼玉県の市営の流れるプールで小学2年生の女の子が吸い込み口に飲み込まれ亡くなった。この取り返しのつかない痛ましい死亡事故から二日経つが、施設自体の問題ととりわけその管理体制が問題になっており、今回の事故は人災であるという見方が強まっている。…
昨日31日、埼玉県ふじみ野市の市営プールで、小学生2年生の女の子が流れるプールの吸水口に飲み込まれ、死亡するという痛ましい事故が起こった。 今日のテレビ報道によれば、死因は水死ではなく脳幹損傷で即死だったという。 市営プールで水遊びを楽しんでい…
現在の私の心配のひとつは、予算削減のために民間でできることは民間でという新自由主義的な風潮が強まる中で、現場の声が軽視ないし無視され、外部委託がすすみ、人災が今後さらに増えやしないかという心配である。 事故が起こらなければ世間から評価もされ…
「負担増実感の夏」という記事が7月23日付けの朝日新聞に載っていた。 住民税の大幅な負担増に対して、少し前の6月の声の欄に、連日、高齢者の悲鳴が掲載されていた。お年寄りばかりでなく、会社員も定率減税の縮小で、税額がアップしている。今後は消費税率…
100万都市の仙台市が高齢者のうつ対策を始めると、16日付けの朝日新聞に載っていた。 日本は、1998年以降、8年連続で年間3万人以上もの人が自殺していて、世界的にも自殺率が高い。こうした自殺と精神疾患には強い関連性があるとの厚生労働省の有識者懇談会…
ホワイトカラー・エグゼンプションといって、「管理や運営、専門などの職にあり、収入が週455ドル以上などの要件を満たす労働者を対象に残業代支払いの規定から除外する米国の制度」があるそうで、それを参考にして厚生労働省が、「管理職ではないサラリーマ…
日本の出生率低下は、いろいろな原因があるだろうが、私なりの見方で言えば、日本が暮らしにくく、魅力的な社会になっていないこと。仕事と育児が両立しにくい奴隷的労働がますます支配的であること。とりわけ、女性にとって、子育てと仕事・社会参加が両立…
久しぶりにバイシクルでちょっとお散歩してみたら、BD-3は、言うことをきかない子馬のような感じがした。以前暇があれば自転車に乗っていた頃と違ってスピードに慣れていない自分も自覚できたし、ペダルをクルッと回して、靴をペダルのストラップにスポッと…