ホワイトカラー・エグゼンプションといって、「管理や運営、専門などの職にあり、収入が週455ドル以上などの要件を満たす労働者を対象に残業代支払いの規定から除外する米国の制度」があるそうで、それを参考にして厚生労働省が、「管理職ではないサラリーマンでも、一定以上の収入があれば残業代をなくす制度」を検討していると、新聞が伝えている。
日本は長時間労働を解消する方向に行かなければならないのに、その逆方向。これは、まさに間違えた方向である。
残業代ゼロで、働く人たちが幸せになるとは到底思えない。
私が滞在したニュージーランドのキーウィーなら、なんて言うだろうか。
多分、そんな提案を厚生労働省がしているといったら、信じられないっていう顔をするだろうな。