首相、年金を争点化

 内閣支持率が急降下する中で、首相は年金記録問題で、年金を争点化する姿勢を示し始めた。
 この「宙に浮いた」年金問題は、争点にするもしないも、そもそも争点になるような問題ではありえず、政府が責任を金もって支払うべきものである。インチキが解決できなければ、政府自体がまさに「振り込め詐欺」だったということになってしまう。政争の具にするような問題では、そもそもない。キチンとやって当たり前のものなのだ。
 それにしても、年金照合を「1年以内に」といっているが、1年以内に処理できる件数なのだろうか。