昨日、あなただったら、どういう学校に自分の子どもを預けたいかという質問をした。
次に再度、その質問を掲げてみる。
あなたにお子さんがいるとして、次の学校のうち、あなたはどの学校に子どもを任せたいですか。
(1)管理職が無能だが、えばってばかりいて、現場の教職員の声を聞かないため、教師一人ひとりは意欲を失って、無気力。当然、教員会議も採決もない。
(2)管理職は有能だが、有能すぎて教師集団を信じることができず、判断や物事の決定を教師集団に任せることはできないという信念をもち、学校運営は上意下達で、管理的。教員会議や採決はあっても、軽視している。一人ひとりの教師は、心底納得をしているわけではないし、信頼もしていないが、ひとまず管理職に従って仕事をしている。
(3)管理職は優秀だが、教師集団に力がない。数名の優れた教育実践家はいるが、その優れた教師も自分の属する教師集団には失望・絶望していて、結局、素晴らしい教育実践も個人的範囲内に閉じられ、教師集団として教育力を発揮できていない。
(4)飛びぬけて優れた教育実践家はいないけれど、教師一人ひとりの意欲を引き出せる教師集団の指導部をもち、管理職が、その教師集団を支え、最終的な責任も受ける矜持がある。教員会議も採決もある。教師集団は、教師集団の指導部や管理職のリーダーシップを支持している。