韻を踏んでいる歌は、聞いていても歌っていても、気持ちがいいということ

Surprise

 英語の歌詞は、韻を踏んでいること(rhymed)が多い。
 ポール=サイモンの新譜「サプライズ」(Surprise)の一曲目の”How Can You Live In The Northeast?”で、これを確かめてみよう*1
  

    • sky
    • July
    • South
    • mouth
    • you
    • Jew
    • Hindu*2
    • you
    • earth
    • birth
    • voice
    • rejoice
    • head
    • bread
    • fireflies
    • skies
    • wanted
    • planted

 それからfireworks, fireflies, followedというように、単語の頭の箇所で同じ音を使っている場合もある。

 また、正確な韻でないけれど、sky, lucky, Julyのように、同じような音を並べることもある。

 こうした韻(rhyme)が気持ちよく響くわけだ。
 
 最後の曲の”Father and Daughter”も、次のように韻を踏んでいる。

    • dream
    • upstream
    • are
    • star
    • for ever
    • golden retriever
    • bed
    • head
    • grow
    • know
    • two
    • you
    • father
    • daughter
    • intuition
    • fishin’
    • place
    • race
    • bite
    • night

 ということで、ポール=サイモンの歌詞は聞いていて気持ちがいいのである。

*1:聞きながらざっと書いたので聞き落としがあれば、ご指摘下さい。

*2:Hinduとhow can you?の響きが似ているとも言える。