KST

青年劇場の「きみはいくさに征ったけれど」を観てきた

昨日のことだが、青年劇場の「きみはいくさに征ったけれど」を観てきた。 「きみはいくさに征ったけれど」は、素晴らしい舞台だった。 それは、第一に、大西弘記氏の戯曲のすばらしさだ。「きみはいくさに征ったけれど」は、戦中の竹内浩三をあつかっている…

「円生と志ん生」を観てきた

「円生と志ん生」は前に観たことがあるが、「円生と志ん生」を観てきた。 前回は、円生役に辻萬長さん、志ん生役に角野卓造さんだった。今回は、円生役に大森博史さんが、志ん生役にラサール石井さんが演じた。 前回は10年前。この舞台を観たが、初演は12年…

「十一ぴきのネコ」を観てきた

「十一ぴきのネコ」は前に観たことがある。前回観たときは、いつだったか。 「子どもとその付添いのためのミュージカル」という副題がついているのだが、他人の子どもだが、たくさんの子どもと観る機会も貴重だ。 開演前から、たくさんのノラ猫が会場の子ど…

「國語元年」をまた観た

井上ひさし作。栗山民也演出。「國語元年」をまた観た。

「國語元年」を観てきた

井上ひさし作。栗山民也演出。「國語元年」を観てきた。 面白く、深い劇だった。

つるべ寄席〜若手台頭〜を見てきた

笑福亭鶴瓶出演。ゲストは、笑福亭鉄瓶・三遊亭兼好・桂吉弥。

「父と暮せば」を観た

>父と暮せば 井上ひさし作。 辻萬長さん、栗田桃子さん。 スタンディングオーヴェイションものだった。

「父と暮せば」を観た

井上ひさし作。福吉竹造役は辻萬長(かずなが)さん、福吉美津江役は栗田桃子さん。 栗田桃子さんのお父さんは蟹江敬三さんだと初めて知った。 「父と暮せば」は何度観たことだろうか。

「戯作者銘々伝」を観てきた

井上ひさし原案、こまつ座公演の「戯作者銘々伝」を観てきた。

こまつ座の「きらめく星座」を観てきた

今回公演では、2回目の観劇になる。 「きらめく星座」は通算3回目の観劇。 ライブパフォーマンスというものはそういう性格のものなのだろう。前回とまるで違うくらいの出来に大変驚いた。 同じ脚本でも、演技者の状態、チームの状態によってまるで違うものに…

こまつ座の「きらめく星座」を観てきた

前にも観た芝居だが、こまつ座の「きらめく星座」を観てきた。 この物語は、日本が戦争に突っこんでいく昭和15年11月3日から16年12月8日前夜までの時代を、西浅草のオデオン堂というレコード屋さんの家族を中心に展開していく。 オデオン堂の家族は、店の主…

こまつ座の「兄おとうと」を観てきた

大正時代に民本主義で知られる吉野作造をテーマにしたこまつ座の「兄おとうと」を観てきた。 井上ひさしさんは「この人から受け継ぐもの」(岩波書店)で、吉野作造について1章をもうけて書いている。 その中で、「…吉野作造は全部考えています。吉野作造の…

「つるべ寄席 〜若手台頭〜」を聞いてきた

とくに笑福亭鶴瓶のファンということもないのだが嫌いということもない。 先日終わってしまったタモリさんの「笑っていいとも」などで普通に笑福亭鶴瓶を見ていた。 落語といえば、志ん生をリアルタイムで見てきたわけではないが、俺の場合は、なんといって…

劇「みすてられた島」を見てきた

「敗戦直後に作られた幻の”大島憲法”に想を得た近未来劇」というふれこみの「みすてられた島」を観てきた。 ちらしの解説によれば、「大島憲法」とは、「1945年のポツダム宣言時、日本の施政権を本州、北海道、九州および四国に絞る方向が出されていた。翌19…

井上ひさしさんの「太鼓たたいて笛ふいて」を観てきた

パンフレットを読むと、こまつ座の「太鼓たたいて笛ふいて」の上演は、2002年・2004年・2008年とあり、今回が4回目の再演になるという。 前回わたしが観たのは、2008年。 前回の公演から6年の歳月が経ち、その間に、東日本大震災、福島第一原発事故、特定秘…

こまつ座の「うかうか三十、ちょろちょろ四十」を観てきた

井上ひさし作、鵜山仁演出、「うかうか三十、ちょろちょろ四十」を観てきた。

シェイクスピアの「十二夜」を観てきた

学生時代にHamletを原書で読んだり、audio booksを聞いたりしたことがある。 シェイクスピア関連では、木下順二さんや小田島雄志さんの解説書も何冊か読んだこともある。 シェイクスピアにも大いに興味があるのだが、時間的余裕がない。 今回青年劇場による…

井上ひさし作「芭蕉通夜舟」を観てきた

こまつ座公演、坂東三津五郎主演の「芭蕉通夜舟」を観てきた。 これ、ほぼ一人芝居。 初演は、小沢昭一だったようだ。小沢昭一の「芭蕉通夜舟」も観てみたかった。

井上ひさし作「闇に咲く花」を観た

井上ひさし作、栗山民也演出のこまつ座公演「闇に咲く花」を観てきた。 この舞台を見るのは、2回目。 さまざまな要素が織り成してドラマが展開していくのだが、テーマのひとつに、神道があり、神社という場をめぐっての対立・葛藤が描かれる。たとえば、キリ…

井上ひさし作、こまつ座の「雪やこんこん」を観てきた

中村梅子役の高畑淳子さんと佐藤和子役のキムラ緑子さんのかけ合いが見事。キムラ緑子さんの演技が秀逸。村田雄浩さんや新井康弘さんらが脇を固める。 大衆演劇の旅役者の物語。旅役者らしい台詞のオンパレード。食えない苦労もあるが、お客さんの笑顔が役者…

井上ひさしさんの「十一ぴきのネコ」を観てきた

馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」を原作として、人形劇と舞台版にした井上ひさしさんのミュージカル作品・「十一ぴきのネコ」。 今回初めて見たが、これはなかなかすごい作品である。子どもも楽しめるが、大人が観るべき内容の深さがある。どちらかとい…

井上ひさしさんの朗読劇「水の手紙」「少年口伝隊一九四五」を見てきた

井上ひさしさんの追悼公演で、朗読劇「水の手紙」「少年口伝隊一九四五」を観てきたというのか、聞いてきた。 井上ひさしさんが亡くなったということを、今年の4月、仕事の関係でホテルに泊まらなければならなくなり、夜遅くにチェックインしたときに知った…

井上ひさしさんの「太鼓たたいて笛ふいて」を観てきた

大竹しのぶさんが演じる作家・林芙美子の半生記、「太鼓たたいて笛ふいて」を観て来た。

井上ひさし作の「闇に咲く花」を観てきた

戦後の空気感を出している見事な劇だった。

井上ひさしさんの「父と暮せば」を観てきた

こまつ座の「父と暮せば」を観た。 黒木和雄監督、宮沢りえ・原田芳雄主演のDVDがあり、この映画は素晴らしいけれど、こまつ座の劇を観たのは初めてだった。 この井上ひさしさんの作品は、あらためて日本人として書くべき作品だったと思った。また、話として…

井上ひさし作、こまつ座の「円生と志ん生」を観てきた

井上ひさし作、こまつ座の「円生と志ん生」を観てきた。 破天荒な落語名人である五代目古今亭志ん生は、慰問芸人として「満州」に渡る。終戦を迎えたものの、大連で足止めをくい、なかなか帰国できなかった。古今亭志ん生は、いわゆる引揚者の一人なのである…