'Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band'(DVD)を購入した。
劇場で観た本作を今回自宅で再度観たけれど、やはり涙なしに観ることはできない。
出自。両親。土地柄。文化性。そして、いろいろな人との出会いを経て人としての成長。
仲間としての連帯感や団結力はナマモノだから、いろいろあるし、はかなくもある。そこに時代意識と偶然と必然性とが反映する。音楽といっても、これは同じだ。
ロビー・ロバートソンの切り口ではあるけれど、まさにドキュメンタリーを観ることができる本作は、いい作品だ。
自分は日本から彼らの音楽を、例えて言えば、のぞき穴から眼をこらしてみることしかできなかったけれど、時代的には、50年代から70年代にかけて、地理的には、カナダ・イギリス・合州国南部・合州国東海岸・合州国西海岸と広がりをもつ本作を見るのは楽しい。
本作を観た感想はすでに書いたので、以下、再録しておく。
本作の中で興味深い唄はたくさんあるけれど、その中で、リーヴォン・ヘルムとのからみで、はずすことのできない一曲 "The Night They Drove Old Dixie Down"。
以下、"The Night They Drove Old Dixie Down"について。