How to make a good speech
「実践 日本人の英語」(2013) マーク・ピーターセン「実践 日本人の英語」(岩波新書)を読んだ。(本ブログ記事の「日本人が英語を書こうとするときのコツと攻め方」という副題は、著者によるものではなく、私が思いついた副題です。) 本書は、英語論文の…
「心にとどく英語」(1999年) 岩波新書の「日本人の英語」(1988年)を一読して、マーク・ピーターセン氏のものは読みたいと思い、いま以下の新書が本棚にある。 「日本人の英語」(岩波新書)(1988年) 「続・日本人の英語」(岩波新書)(1990年) 「心にとど…
2024年のノーベル平和賞は日本被団協が受賞することとなった。 以下に、受賞理由の全文が掲載されている。 www.nobelprize.org 以下は、その全文の引用。 The Norwegian Nobel Committee has decided to award the Nobel Peace Prize for 2024 to the Japane…
以下、AERA.dot(2021/8/9 13:30)より。www.msn.com 「日本人であることが恥ずかしい」 SNS上でこう酷評の声が殺到したのが8日夜に行われた東京五輪の閉会式だ。 閉会式は東京スカパラダイスオーケストラの演奏で、様々なパフォーマーが登場。リフティング、…
以下、毎日新聞(2021/8/6 16:43)より。https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%A4%E8%AA%AD%E3%81%BF%E9%A3%9B%E3%81%B0%E3%81%97-%E4%B8%8D%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%8B%E3%81%A4%E4%B8%8D%E8%AA%A0%E5%AE%9F-%E8%A2%A…
以下、朝日新聞デジタル版(2021/8/6 10:19)から。 菅義偉首相は6日午前、広島市中区の平和記念公園で開かれた平和記念式典でのあいさつで、用意していた原稿の一部を読み飛ばす場面があった。式典後、首相周辺が読み飛ばした事実を認めた。 首相は式典で、「…
以下、朝日新聞デジタル版(2021/7/30 16:26)から。 「五輪が開催される東京の夏は温暖で、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候です」。東京大会の招致委員会が2013年、国際オリンピック委員会(IOC)に提出した立候補ファイルで…
以下、朝日新聞デジタル版(2021/5/19 10:00)から。 政府のメッセージが伝わらない。(流通経済大教授の尾内隆之さん)#コロナを生きる言葉集 科学技術政策に詳しい流通経済大の尾内隆之教授(52)は、新型コロナウイルス感染症の流行初期から政策を追ってき…
以下、朝日新聞デジタル版(2021/4/17 7:43)から。 バイデン米大統領との共同記者会見では、米メディアが菅義偉首相に東京五輪開催について、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいないことを念頭に「公衆衛生の観点から日本は五輪の準備ができていない…
以下、Huffpost(2021年02月04日20時28分JST)より。www.huffingtonpost.jp 大会トップの性差別発言に、誰も反論せず、笑いが起きる。大会組織委にもJOCにも、性差別を容認する風土があるのだろう。 中村 かさね (Kasane Nakamura)2021年02月04日 20時28分 J…
以下、朝日新聞デジタル版(2021/2/4 11:04)から。 元首相で東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」との発言について、海外の有力メディアもその内容や反響などを報じている。 …
以下、朝日新聞デジタル版(2021年1月19日 8時00分)から。 通常国会が18日から始まり、菅義偉首相の安定しない答弁ぶりに注目が集まっている。重要な場面での発言や記者会見などで「言い間違え」が相次いでいるためだ。20日の代表質問から論戦に入り、リー…
以下、デイリースポーツ(2021/01/14)より。www.daily.co.jp 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が14日、公式ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象地域拡大について、菅義偉首相が13日に会見したが、質問する記者の手…
東京新聞の望月衣塑子記者へのインタビュー。 さすがです。 www.msn.com 以下、AERA dot.(1/14(木) 9:19配信)より。 後手後手のコロナ対策が批判を浴び、支持率が39%(朝日新聞調べ)まで急落した菅政権。GoToトラベルに固執し、緊急事態宣言の発出が遅れた…
緊急事態宣言が11都府県*1に拡大された。 夜7時からの菅首相の「記者会見」なるものをテレビで見た。 首相が国民に対して「緊急事態宣言」を発出したということになっているようだが、政府がこれまで何をしてきたのか、いま何をやりたいのか、今後何をやろう…
以下、朝日新聞デジタル版(2017年6月24日00時08分)から。 前川喜平・前文部科学事務次官が23日、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題について、日本記者クラブで記者会見した。発言の概要は次の通り。 【冒頭発言】 5月25日に会見したが…
以下の記事は、2016年12月23日05時00分 朝日新聞デジタルから。アーサー・ビナードさんの箇所の引用。 モハメド・アリが去り、ボブ・ディランがノーベル賞を受け、ドナルド・トランプは米大統領に。2016年は暮れゆく。ディランの歌が聞こえる。 「How …
以下、毎日新聞(2015年8月14日)から。 国家は巧みに国民すべてを取り込み、精神動員をする 戦争に対し、一人一人の市民はどのように向き合うべきなのか。国家権力の巨大な意志に対し、どのように相対していけばいいのか。ノーベル物理学賞を受賞し、記念講…
以下、朝日新聞(デジタル版2015年5月20日12時58分)から。 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は20日午前、東京都千代田区の日本記者クラブで会見した。日米両政府が進める米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画について、…
偏見もあるが、暴力シーンを見たいと思ったことがないため、これまでヤクザ映画を観たいと思ったことがない。 だから、相次いで亡くなった高倉健さんや菅原文太さんの若い時分の任侠ものやトラック野郎などの映画を1本も観たことがない*1。けれども、菅原文…
パックンこと、パトリック・ハーラン氏の「ツカむ!話術」をたいへん面白く読んだ。 話すときに大切なことが、とてもわかりやすく書いてある。 印象に残った点はたくさんあるが、たとえば、「対話のマナー、エチケット」のこと。 意見の違いはあって当然。だ…
これは昨年読んだのだが、「TEDトーク 世界最高のプレゼン術」を読んだ。 スピーチが大の苦手な私には、結構役に立った。といっても、それでプレゼンやスピーチがうまくなったわけではない。 何が参考になったかというと、たとえば、「核となるひとつのアイ…
丸谷才一氏の「合本 挨拶はたいへんだ」を読み終えた。 丸谷氏の結婚披露宴での挨拶、告別式での別れの挨拶、授賞式での挨拶と、さまざまな挨拶が収録されているのだが、丸谷才一氏の交遊録にもなっている。 それで感じるのは、自分のこれまでの読書の偏りで…
丸谷才一氏の本をこれまで全く読んだことがない。 今回「合本 挨拶はたいへんだ (朝日文庫)」を注文して読み始めた。 これがたいへん面白い。 もっと早めに読むべきであった。 最近つくづく思うのだが、いろいろなことに不勉強である自分を恥じ入るばかりで…
教師をしているくらいだから話は得意である。 そう言いたいところだが、希望に反して、私の場合そんなことはまるでない。 そんなことはないどころか、全くもって下手くそである。 では何故教師になんかなったのかと言われそうだが、その理由は簡単明瞭。 話…
本作では、最後の場面の、鈴木一之助会長の退任メッセージがいい。 役員報酬減額*1について役員会で話をする鈴木一之助の場面で、三國連太郎の「続けて」という鈴木会長がなんともいい。 あの口調は、私が世話になり大いに尊敬する大学時代のゼミの先生と同…
「釣りバカ日誌19」を観た。 常盤貴子・山本太郎が好演している。竹内力も兄貴役で好演している。 筋書きとしては、健康診断と、結婚式のスピーチが笑える。まさに落語である。 三國連太郎の息子・佐藤浩一が出演。 佐藤浩一のスピーチがきいている。 ドカー…
「釣りバカ日誌18」を観た。 鈴木社長が鈴木会長になった「釣りバカ日誌18」「釣りバカ日誌19」「釣りバカ日誌20」の3作品は、3つともスピーチの場面がでてくる。そして、それがなかなかの場面になっている。 ということで、本作品も、社長から会長になった…
社長と社員(運転手)が代わるという古典的設定だが、これはかなりの佳作。 三國連太郎は本当にいい役者だ。アイナメ用の仕掛けをハマちゃんが説明する時にアイナメのふりをするスーさんがおかしい。みち子さんにぞっこんの西田敏行もいい。石田えりもいつも…
ハワード・ジンの講演をiPodで聞いていたら、“The Art and Politics of College Teaching”という他の学者の書いた本を材料にした話が出てきた。 ハワード・ジンによれば、これは大学で教えたい人のためのマキャベリズム的指南書(a kind of a Machiavellian g…