映画「釣りバカ日誌6」を観た

釣りバカ日誌6

 社長と社員(運転手)が代わるという古典的設定だが、これはかなりの佳作。
三國連太郎は本当にいい役者だ。アイナメ用の仕掛けをハマちゃんが説明する時にアイナメのふりをするスーさんがおかしい。みち子さんにぞっこんの西田敏行もいい。石田えりもいつもながらのいい味を出している。
お疲れスーさんの優しい仲居さんとの交流が面白い。
奥さんの外国旅行を、西の方に遠い旅に出ているという冗句もいい。
宴会芸ではレゲエが登場。
 いつもながら三國連太郎西田敏行、そして谷啓とのからみが面白い。
 ロケ地は岩手県釜石市と遠野。
渓流釣りの場面にはあこがれる。アオテアロアニュージーランドを思い出す。
揮毫の冗句もいい。
外国人労働者の冗句はリスキーだが、さすが西田敏行
運転手スーさん、東京から鎌倉にドライブもする。
ゲーテの「優しさは真実に勝る」も決まってる。
1993年12月25日公開。