Scottish Gaelic

「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」を読んだら俺もまたアイラ島のシングルモルトが飲みたくなった

「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(2002) おいらの仲間には大の酒好きもいて、そうした仲間とおいらも学生時代より大酒を飲んできた。中でも、親友の一人が大の日本酒とウィスキー好きで、そいつの行きつけの東京のバーでは、高級ウィスキーのボ…

”Caledonia” とは、古ラテン語でローマ帝国が名づけた、 Scotland のこと

www.youtube.com スコットランドに行ったことはないけれど、Talking Heads の David Byrne がスコットランド系アメリカ人であるというように、少しばかり洋楽を知れば、ときにスコットランドに遭遇する。短期間でも、アメリカ合州国やアオテアロア・ニュージ…

スコットランドの独立問題

スコットランドの独立問題がBBCなど海外のメディアに載っていた。 歴史的に英語がこれほど世界を席巻しているということは、まずは国内問題として、アングロサクソンが先住民族を征服する過程ということになるが、イングランド(England)は、1536年にウェール…

アオテアロアのニュージーランド化とマオリ語に対する弾圧 (4)

アオテアロアがニュージーランド化される中で、ワイタンギ条約以降、キリスト教化と英語の普及は、徐々に、また急速に進んだ。 いわばこのニュージーランド化の中で、世界の他の多くの民族と同じように、マオリ語を話すことが弾圧されたという悲惨な歴史をマ…

文化衝突後に引き続く「同化」政策を乗り越えて、自立・多様性・共生の時代をめざす

西洋文明との接触は、オランダ、そしてフランスとイギリスとの競争など、ヨーロッパ諸国間の矛盾はありながらも、結局は英米のもつ圧倒的経済力と軍事力、そしてキリスト教という神学上のイデオロギーと、司法・行政・立法上の社会制度の導入、そしてそれら…