WPM

WPMのお話 ー外国語学習(言語活動学習)とスピードー

英語を学ぶ際の観点として、学ぶ際の方法論として、スピードというものが大切であると感じてきた*1。 英語学習におけるスピードがいかに重要かという話をするときには、言語活動学習と言語学習の区別と連関の理解が前提となる*2 もうひとつ、自覚しておかな…

英語学習にカラオケ、おすすめです

植民地根性に陥っては身もふたもないのだけれど、外国語を学ぶ際には、多少は真似ることが必要だ。 外国語を学ぶ際には、音読やシャドーイングもよい練習とされる。インプットとアウトプットに唄*1や映画*2やテレビ番組*3を教材に使うのも悪くない。 という…

パワー不足からくるリズム感の悪さとスピード感の不足

コトバを学ぶ際には、リズム・スピード・パワーが重要であるということは前にも書いたことがある。 これはとくにコトバを聞いたり話したりという場合、リズムとスピードが大切であるからだ。とりわけリスニングは待ってくれない。そもそもの相手のリズムとス…

田尻悟郎氏の素晴らしい講演を聞く機会をえた

田尻悟郎氏の話を聞く機会があった。 田尻さんは公立の中学校の英語の教師だが、英語教育の素晴らしい実践家であり教師である。 日本の学校は、外国語教育の現場として、指導条件が恵まれているとはけっして言えない。まず、クラスサイズが大きすぎる。公立…

ふたたび「言語活動」について=「リズム」「スピード」「パワー」=

昨日の日記で書いた内容の続きだが、マオリ語のクラス仲間では、おそらく私が一番マオリ語の語彙が少ないだろう。けれども時間をかけるならば、文法的にたどったり、辞書を丹念に引いたりして、たとえ学ぶ速度は遅くても、なんとかやれる自信はある。だけれ…

「海外見聞・研修記」を書いた

アメリカ語とどこまで行きますか −100WPMをめざそう、異文化コミュニケーションのために− 1.アメリカ語はとてもむずかしい (1) そもそも外国語はむずかしい ○外国語はできなくてあたりまえ 「…8ヶ月もアメリカにいってらしたんですって。滞在費はどうなさ…

パワー不足でリズム感悪くスピードについていけない唄というものがある

スピードが速くていっしょに歌えない唄というのがある。 英語学習では、スピードとリズムについていけるパワーが必要なのだが、パワー不足で、リズム感悪くスピードにもついていけないということがある。 強打者が、豪速球に慣れて、訓練をすれば、豪速球も…

1週間の授業を振り返って

昨日、1週間の授業がやっと終わった。早く寝たせいか、朝5時に眼を覚ました。月曜日にやること、提出するものがあるので、早めに取りかかることにした。 文法担当のロッド(仮名)。ロッドは若く、教え方は丁寧。プリントで授業を組み立てる。ロッドの作文授…

部屋の掃除をする

ジャパンセンターで、バスの路線地図を1ドルで買う。 英語力の進歩は相変わらずだが、1分間に読める語数としては、大体170wpm(words per minute)くらいか。雑誌TIMEなどを読むことはまだ苦しい。 今日は部屋の大掃除をおこなう。シーツも洗い、洗濯もした。

「英語道」松本道弘 (1981)を読んだ

「英語道」松本道弘 (1981) を読んだ。 松本道弘氏の提唱する「英語道場」の「英語上達十訓」には次のようにある。 一 英語は体で覚えよ 学校英語から早く卒業しよう 二 丸暗記英語から早く卒業せよ ハワーユウ・ファイン・サンキューは外国では役立たない …