Honda

映画"Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised"を観てきた

コロナ禍ではあるが、「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」("Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised)")を映画館で観てきた。 Summer of Soul 1969年夏。ニューヨークはハーレムにあるモリス…

本多勝一「アメリカ合州国」で紹介された「黒は美しい」(1970)

アメリカ合州国 以下、1970年に出版された本多勝一著「アメリカ合州国」(朝日新聞社)のp.181~p.186「黒は美しい」から。 ひとつの民族が、抑圧され、差別され、植民地化され、ドレイ化されてゆく過程の中で、恐らく最後を飾るのは、美意識の奴隷化に象徴…

The Beatles の "Blackbird"(1968)

The Beatles White Album The BeatlesのBlackbird。1968年にリリースされたいわゆるホワイトアルバム中の一曲。 歌詞は、たとえば、以下のサイトを参照。 The Beatles - Blackbird Lyrics | AZLyrics.com たまたまYouTubeを見ていたら、The Beatlesの'Blackb…

「日本語に主語はいらない」を再読した

以前読んだ金谷武洋著「日本語に主語はいらない」(2002年)を再読した。 いくつかの例文と説明に納得し難いものがあったが、「日本語に人称代名詞という品詞はいらない」「日本語に主語という概念はいらない」、助詞「は」、「日本語の自動詞/他動詞をめぐ…

「日本人はなぜ英語ができないか」を読んだ

「貧困なる精神24集」*1を斜め読みしていたら、「最近読んで大いに共感を覚えたのは、言語学者・鈴木孝夫氏の著書『日本人はなぜ英語ができないか』(岩波新書)です」とあった*2。早速、「日本人はなぜ英語ができないか (岩波新書)」(1999年)を注文して読ん…

本多勝一氏の「カナダエスキモー」はとても面白い本だ

本多勝一 極限の民族 今朝の朝日新聞の朝刊一面にイヌイットの記事が出ていて、小さい時に読んだ本多勝一氏のルポルタージュを思い出した。 この記事を注意して読んでみたら、注がつけられていて、1963年5月中旬から1ヶ月半、夕刊1面で51回連載された本多勝…

アムンセンとスコット

昨日、イチロー選手のリーダーシップについて少し触れたのだが、本多勝一の「アムンセンとスコット―南極点への到達に賭ける」は、リーダーシップ論としてはすこぶる面白いと私は思っている。今の日本はリーダーシップ論として大丈夫なのかという危惧を私は抱…

英語学習では、SV感覚が重要

SV感覚とは、主語・述語感覚のことである。 英語の場合は、主語・述語という順番で、常にやって来るから、このSV感覚に慣れることが重要である。 聞き取りでも、読む場合でも、話す場合でも、英語の場合は、このSV感覚が重要だ。 日本語は、次の例文のように…

英語圏だからといって、みな同じと思ってはいけません

冒険と日本人 ニュージーランドは、マオリを抜かせば、もちろん基本的に英語圏だから、大晦日には誰でも抱きついてキスをしていい。それでも許され、「失礼」(offensive)にはならない。 それでも、合州国では、ハローウィーン(Halloween)は結構ポピュラーで…

本屋で「図解マオリの地名」という面白い本を見つけた

観光案内所で予約を済ませて、本屋に入る。東京は恵比寿で観たNZ映画のWhaleriderもDVDで店頭に並んでいる。DVDなどでは、暴力的な内容が入っているか、性的な内容が入っているか、内容的にわかるように表示がされている。青少年への配慮としてこれは日本が…

アムンセンのソリとスコットの動力ソリ

また、3階では、アムンセンとスコットの貴重な資料を見ることもできる。ここクライストチャーチは、南極に近い街としてスコット隊の南極探検のベースキャンプ地*1として使われたのであった。「アムンセンとスコット―南極点への到達に賭ける」(本多勝一)を…

「貧困なる精神A」本多勝一(朝日新聞社)・「みんなの寅さん」佐藤忠男(朝日新聞社)などを購入した

貧困なる精神A(1988) 研究日だが、職場に出かける。 車内では雑誌タイムを読む。「日本の英語教育」の記事で、松本道弘氏の引用も多かったせいか、スラスラ読めた。タイム誌を読む余裕と暇がないことが悔やまれる。 職場に向かう前に本屋で、本多勝一・板坂…

「文筆生活の方法」本多勝一編(1986)を読了した

「文筆生活の方法」本多勝一編(1986) 「文筆生活の方法」本多勝一編(1986)。初版第1刷は1986年。わたしのものは、初版第3刷のもの。 本日読了した。 本書の「はじめに」で本多氏は次のように書いている。 このような疑問は、しかし私の思いこみかもしれず、…

「増補 NHK受信料拒否の論理」本多勝一(1977)を読んだ

「増補 NHK受信料拒否の論理」(1977) 「増補 NHK受信料拒否の論理」本多勝一(1977)を読んだ。初版は1977年だが、私のものは1982年の第12刷。

「わかりやすい文章のために」本多勝一(1981)を読んだ

「わかりやすい文章のために」本多勝一(1981) 「わかりやすい文章のために」本多勝一(1981)を読んだ。 1981年11月20日発行。わたしのものは、同年12月18日の第2刷のもの。 本書の目次は以下のとおり。 はじめに 一 「わかりやすい」ということ 二 かかる言葉…

「初めての旅」本多勝一(1979)を購入した

「初めての旅」本多勝一(1979) 「初めての旅」本多勝一(1979)を購入した。出版社はスキージャーナル。 本の装丁の表紙に次のようにある。 この二八年間に、私もさまざまな旅をしてきた。さまざまな動機と、さまざまな方法による旅であった。ときには間一髪で…

「ベトナム・中国・カンボジアの関係と社会主義とを考える」本多勝一編(1979)を購入した

「ベトナム・中国・カンボジアの関係と社会主義とを考える」(1979) 「ベトナム・中国・カンボジアの関係と社会主義とを考える」本多勝一編(1979)を購入した。

「カンボジアはどうなっているのか?」本多勝一(1978)を購入した

「カンボジアはどうなっているのか?」(1978) 「カンボジアはどうなっているのか?」本多勝一(1978)を購入した。 本書の「あとがき -「ハズ社会主義」への訣別を」で、著者は次のように「あとがき」を始めている。 ジャーナリストの中でも私の最も尊敬する…

「ベトナムはどうなっているのか?」本多勝一(1977)を購入した

「ベトナムはどうなっているのか?」本多勝一(1977) 「ベトナムはどうなっているのか?」本多勝一(1977)を購入した。 以下、目次。 はじめに 第一部 統一後のハノイ 第二部 ホーチミン・ルートを行く 第三部 新経済開発地域 第四部 ホーチミン市(サイゴン)…

「ペンの陰謀」本多勝一編(1977)を購入した

「ペンの陰謀」本多勝一編(1977) 本書の「あとがき」(本多)に次のようにある。 ゲラ刷りを読みなおしてみて、改めて奇妙な気分になりました。こういうペテンの論理をあやつるイカサマ師を、一時的とはいえ、どうして大雑誌や大放送や大新聞がだまされて登…

「そして我が祖国・日本」本多勝一(1975)を購入した

そして我が祖国・日本(1975) 「そして我が祖国・日本」本多勝一(1975)を購入した。 初版本は1975年だが、私のものは1976年の第2刷のもの。 「第一部 わが故郷」「第二部 アイヌモシリ」「第三部 南部のくに」。 すずさわ書店による「本多勝一著作集」は、第1…

「再訪・戦場の村」本多勝一(1975)を購入した

「再訪・戦場の村」(1975) 「再訪・戦場の村」本多勝一(1975)を購入した。 以下、目次。 はじめに 第一部 八年前の解放区にて 第二部 メコン・デルタの戦い 第三部 解放サイゴン 第四部 地下活動の女性たち 第五部 タイニン省とクーチ郡 第六部 ソンミ事件の…

「本多勝一対談集」(1973)を購入した

本多勝一対談集(1973) 朝日新聞の本多勝一記者の対談集。 ためになる話がたくさんあった。 小田実氏との対談「わがベトナム体験の総決算」の「保守化するインテリ」のところでは…。 本多 一般にインテリがなぜ保守化するかという問題に通ずるね。江藤淳とか…

「極限の民族」本多勝一(1967)を購入した

「極限の民族」本多勝一(1967) 「極限の民族」本多勝一(1967)を購入した。 第1刷発行は1967年だが、私のは1973年の第24刷のもの。 これまでの本多記者のそれぞれの「第一部 カナダ・エスキモー」「第二部 ニューギニア高地人」「第三部 アラビア遊牧民」を合…

「北ベトナム」本多勝一(1973)を購入した

「北ベトナム」本多勝一(1973) 「北ベトナム」本多勝一(1973)を購入した。

「戦場の村」本多勝一(1969)を購入した

「戦場の村」本多勝一(1969) 「戦場の村」本多勝一(1969)を購入した。 私のものは、1973年度版で第14刷の<新装版>「<ベトナムー戦争と民衆>。 「第一部 サイゴンの市民」では…。ひとつには用語の問題。 ここで私は「ベトコン」という言葉を避けて「南ベ…

「戦争を起こされる側の論理」本多勝一(1972)を購入した

「戦争を起こされる側の論理」本多勝一(1972) 「戦争を起こされる側の論理」本多勝一(1972)を購入した。『殺される側の論理』『殺す側の論理』『事実とは何か』につづく雑文集。 初版本は1972年だが、購入したものは、第11刷の1973年度版。 目次は以下のとお…

「北爆の下」本多勝一(1969)を購入した

「北爆の下」本多勝一(1969) 「北爆の下」本多勝一(1969)を購入した。 初版発行は1969年だが、私のものは、1973年の第12刷のもの。