本多勝一氏が『週刊金曜日』編集委員を退任されることを知った。
長年、朝日新聞記者・編集委員として活躍され、朝日退社後は『週刊金曜日』を立ち上げ、記者として編集委員として活躍されてきた。氏の論稿(論考)を愛読してきた一人として、たいへん残念だ。
「カナダ=エスキモー」「極限の民族」「殺される側の論理」「殺す側の論理」「戦場の村」「アメリカ合州国」「中国の旅」「そして我が祖国・日本」「冒険と日本人」「日本語の作文技術」「子供たちの復讐」「しゃがむ姿勢はカッコ悪いか?」「事実とは何か」「ジャーナリズム論」「ルポルタージュの方法」「アムンセンとスコット」「マゼランが来た」…。そして、貧困なる精神のシリーズ。
それにしても、本多勝一の名前が今日の日本の一般マスコミで全く聞かれることがないのは何故だろう。