本多勝一編「子供たちの復讐」(上下)を再読した

「子どもたちの復讐」(上) (1979)

「子供たちの復讐」(下) (1979)

 本多勝一編「子供たちの復讐」(上下)を再読した。

 本格的には高校生の頃より、高校の教員になってからも、本多勝一記者の書いたものに少なからず影響を受けてきた。本多さんが書かれるものの多くは教育分野ではないのだが、それは担当してこなかったからだけのことで、本書においても、ジャーナリストとしてのたしかな視点が光っている。河合隼雄氏の問題提起が刺激的だった。