カセットテープのThe House At Pooh CornerもiPodに入れてみよう

The House At Pooh Corner

 私が高校一年のときに使っていた三省堂の Crownという教科書には、「熊のプーさん」の課があった。原文主義の教科書だったから、ほとんど手直しはしていないと思うが、当時高校生だった私はA.A.Milneの文章とErnest H. Shepardの絵にまいってしまった。
 私の通っていた都立高校では、副読本として、高校一年のときは、全員がペーパーバックの「熊のプーさん」(Winnie-the-Pooh)を、高校三年のときの選択授業では、同じくペーパーバックのGeorge Orwellの"The Road to Wigan Pier"を教材に使っていた。George Orwellの"Animal Farm"や"1984"に個人的に興味をもったのは、高校のときの英語教師たちのおかげである。
 熊のプーさんといえば、石井桃子さんの訳にまいった経験もある。なんというか、コトバの世界に誘われたという感覚だった。
だから、A.A.Milneの“The House At Pooh Corner”も好きな本だった。
 50年代から70年代にかけて活躍した俳優であり作家でディレクターであったライオネル・ジェフェリーズ(Lionel Jeffries)が録音したオーディオブックがあり、Listen For Pleasureというシリーズで、"The House At Pooh Corner"はお気に入りだった*1
 今回、これもiTunesに入れてみた。The House At Pooh Cornerを、iPodに入れてLionel Jeffriesの音読を楽しもうと思っている。

*1:このカセットテープの版元は、Listen For Pleasure LTD., 111 Martin Ross Avenue Downsview, Ontario, Canada。