Jerome Klapka Jerome (1859-1927)というイギリスのユーモア作家を知ったのは、英語を習っているM先生といま使っている英語教科書クラウン(The Crown English Readers Book Two Third Edition)からだった。
英語を教えてもらっているM先生からは、自分で自主的に英語を学ぶのに何かよい本はないかと相談して、紹介されたのがJerome K. Jeromeだった。
たまたま偶然なのかよくわからないが、いま習っているクラウンの教科書の表の裏表紙には、Willa Cather や Julian Huxley などと並んでJerome K. Jerome のイラストが描かれている。レッスンとしては、"12 Overhauling a Bicycle" というレッスンで習う予定になっている。
今回、そのジェローム・K・ジェロームの"Three Men In A Boat"（南雲堂）を購入した。サイドリーダーなのだろうが、装丁はしっかりしている。1963年第一刷で、1969年増刷の一冊。定価は、450円。
原作は、1889年に発表されたもので、南雲堂のこの版は、原作の簡約版とよぶべきおの。
はしがきには「テムズ河舟遊中の出来事を面白おかしく書いたもの」「人生の機微を鋭くつきながら、これを軽い雰囲気で包んだその表現は、正にヒューマーとペーソスの渾然とした傑作」とある。
