English Education

「英語感覚が身につく実践的指導」は良書である

田中茂範氏が、NHKテレビの「新感覚☆キーワードで英会話1 基本動詞編 DVD」シリーズで活躍されているのは周知のところである。 私は、このシリーズを全て見たいと重いながら、残念だけれども、これまで少ししか見る機会がなかった。ただDVDでも出ているよう…

映画「その名にちなんで」を観てきた

ジュンパ・ラヒリ原作、ミラ・ナイール監督の映画「その名にちなんで」を観て来た。 この映画は、見合い結婚をして、インドからアメリカ合州国に渡った一人のインド人女性の結婚、子育て、自立を淡々と描いている。 彼女にとってアメリカ合州国は、故郷から…

カルタ遊びはいろいろと遊べる

昨日紹介したカルタ遊びでは、次のような札それぞれに、関係代名詞を用いた定義文が裏面に印刷されているのだが、カルタ遊びの高度な使い方として、Freezerから、裏面の定義文を見ないで、生徒に定義文を言わせる練習が、むずかしくていい。ベーグルだったら…

ベーグルのカットのついたベーグルプリントについては、昨日紹介した。

一例だけあげると、次のようなプリントだ。 A machine that keeps food very cold (Freezer) A type of bread that is shaped like a ring (Bagel) Something that you wear to cover your foot (Shoe) A bag that you carry on your back (Backpack) Someth…

ベーグルプリントの使い方

さて、このプリントには、ベーグルが入っているのだが、ベーグルは食べたことのない生徒には、イメージしにくいので、ベーグルだけ、小さな写真をプリントに貼りつけておいた。 それで、このプリントをベーグルプリントと命名した。 それで、こうした名詞の…

関係代名詞をどう教えるか

いま関係代名詞を高校1年生に教えているのだが、関係代名詞はどのように教えたらよいだろうか。 いきなり変な例えで恐縮だが、日本語の修飾関係は、強風でおしゃかになってしまった傘の骨組のような構造になっている。 どういうことかというと、次のような構…

「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」をお薦めします

「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」をいま読んでいるところだが、学ぶところがすこぶる多い。 このブログで以前紹介したWhen the going gets tough, the tough get goingも次のように解説が載っている。 When the going gets tough, the …

池内尚郎氏の「民際英語でいこう」を面白く読んだ

池内尚郎という筆者のお名前は存じ上げなかったけれど、「民際英語でいこう」という本を面白く読んだ。副題に「ザメンホフ先生、すみません」と書いてある。ザメンホフ先生は、もちろん、エスペラント創始者のザメンホフのことである。 池内尚郎氏は、40代か…

”Light travels.” と ”Travel light.”

簡単なコトバの組み合わせでも、ああそういう風に使うのかというフレーズがあって困る。 英語の教師をやっていても、悲しいことに、こうしたものがいつになっても無くならない。まぁ結局のところ力がないということなのだけれど。 最近は、iPodでCar Talkを…

久しぶりに「アリ 英雄の伝説」を観た

最近おこなわれたボクシングのフライ級タイトルマッチで、挑戦者の闘い方に問題ありということでニュースが賑わっているけれど、久しぶりに「アリ 英雄の伝説」を観てみた。これは、6本からなるMuhammad Ali: The Whole Story*1という題名のビデオだ。 日本…

Freedom riderなのか、Freedom writerなのか

Wednesday Morning, 3 AM そこで、もう一度、あちこちインターネット上で歌詞を調べてみたら、Songfacts.comという興味深いサイトを発見した。というのも、このサイトでは、私の想定通り、Freedom riderの説が有力だからだ。また、その理由も私が考えている…

小田実さんが亡くなる

小田実氏が亡くなったと新聞が報じている。 私は小田さんの著作、とくに氏の書かれた小説は全く読んでいない。氏の「ベ平連」の活動も知らない。 ただ、リアルタイムではないけれど、小田実氏の「何でも見てやろう」は読んだことがあるし、また、氏の英語教…

ちょっと英語教師としての自分の経歴を振り返ってみた

私立大学附属校で、かけだしの英語教員になって3年目に、夏休みから年度末にかけて、アメリカ合州国に研修に行かせてもらった。これはもう26年も昔の話になるけれど、これが生まれて初めての外国旅行・滞在だった。サンフランシスコに6ヶ月滞在し、英語集中…

authenticな資料について、今はいろいろと調べることができる時代だ

今の時代のように、Internetでさまざまな文字資料、音源資料、YouTubeなどの画像資料にアクセスできれば、私も若い感性でいろいろなことを調べたと思うが、前に書いたように、当時はレコードしかなかった。 今回のLive at Massey Hall (W/Dvd)は、CD、DVDい…

authenticなものは唄から学んでいた

Journey Through the Past 高校に入学してからは、Crosby, Stills, Nash and Young、とりわけニールヤング(Neil Young)が私にとってのアイドルだった。だからauthenticなものといえば、私はNeil Youngから学んだといってよい。 ところで、あの頃は、資料とい…

生の資料に飢えていた

中学生になって英語を初めて習いはじめてからというもの、ラジオ講座で私は基礎英語を聞いていた。それ以外は英語の世界はもっぱら教室英語だった。authentic(本物の)なものはなかった。authenticなものといえば、ラジオで流れていたBeatlesなどの唄だった…

モハマドアリの「かけがえのない日々」*1を観た

久しぶりにモハマドアリ(Muhammad Ali)とジョージフォアマン(George Foreman)の闘いを観た。1974年におこなわれたランブルインザジャングル(Rumble in the Jungle)だ。 ベトナム戦争に反対し、徴兵を拒否したモハマドアリ。 若い人たちには是非とも偉大なモ…

1ヶ月も日本の各地をまわって息子の友人たちが帰ってきた

1ヶ月以上も日本の各地をまわってきて息子の友人たちが昨日から我が家に泊まっている。今日オーストラリアに帰る予定だ。 私は今日も、あれやこれやの仕事があって、彼らとつき合うことができない。 日本をまわってみての感想は、食事はそれほどでもないが、…

DVD「タイタンズを忘れない」を入手した

バスボイコット運動、公民権運動を知ってもらうために、映画「ロング ウォーク ホーム [VHS]」のビデオをべらぼうに高い値段で購入したことは少し前に書いた。 高校一年生に観てもらったのだが、好評だったのではないかと思う。 公民権の問題を知ってもらう…

Abeはどう発音するのか

ヤナギサワをヤナジサワと放送で聞いた直後、今度は安倍首相のことをアベではなくエイブと発音しているアナウンサーに出くわした。 これは単語をどう発音するかというフォニックスの常識なのだが、読まない字、黙字の-eが末尾に着くと、その前の母音がアルフ…

Yanagisawaはどう発音するのか

柳沢厚生労働大臣の「女性は子どもを産む機械」発言が問題になっているが、英語の放送を聞いていたら、ヤナギサワと発音することを知らないアナウンサーがヤナギサワではなくヤナジサワと発音していた。 外国人の名前の発音はとてもむずかしい。日本語名の発…

べらぼうに高い中古ビデオ「ロングウォークホーム」を注文した

ということで、高校一年生に公民権運動を知ってもらうために早急に「ロング ウォーク ホーム [VHS]」を入手したいと思った。 実は、このビデオは前から入手したい一本だったのだが、どういうわけか、日本の版元は発売に熱心ではないようで、なかなか入手でき…

長年一緒に働いた外国人講師と再会した

今日は、14年間いっしょに仕事をした外国人講師(オーストラリア人)と3年ぶりに再会した。 彼が辞める最終年度に、たまたま私はアオテアロア・ニュージーランドで研修中だったので、送別会にも出席できないままでいた。 今日は英語科の同僚を中心に、とりわ…

息子のオーストラリアの友人たちが今朝日本旅行に出かけた

1年間だけだが、オーストラリアはタスマニアのホバートに息子がいたときの友人が、ここ数日間複数で我が家に泊まっていた。 私も余裕があれば付き合いたいのだが、冬休みが終わって仕事が再開したばかりで全く余裕がない。土曜日・日曜日も、学校の仕事や学…

「小田実の英語50歩100歩」を再読した

「小田実の英語50歩100歩―自まえの英語をどうつくるか (河合ブックレット)」を再読した。 河合ブックレットから出されたこの異色の本は現在手に入りにくいようだが、とても面白い本だ。 英語モデル論というのは、英語教育論として大切なテーマのひとつである…

言語活動指導を導入するための一つの手段としての和訳先渡し

この間、言語指導と言語活動指導の話を多く書いてきた。 なぜ和訳先渡し授業の試みに私が興味を持ったかといえば、言語活動指導を導入できる可能性があるからだ。 「量から質への転化」というコトバがある。 質的に高めるためには、量が必要であるということ…

自分の授業がこれまで言語指導に傾斜していた理由

言語学習と言語活動学習の両方が重要であることをこの間ずっと書いてきた。 高校時代の英語授業では言語学習を中心におこない、言語活動学習については自主的に学んできた私は、言語活動学習の重要性も自覚しているし、言語学習と言語活動学習の両方が重要で…

言語活動学習ではどんなものを自主的に用いて学んできたか

言語活動、とくに聴く活動では、学校の授業で学んだものは少なく、いわば独学といってもよい状態だったが、私が好んだものは、アメリカ合州国のテレビ番組だ。とくに、トークショーやクイズ番組なんかがいい。合州国滞在中、私はありとあらゆるクイズ番組を…

言語活動トレーニングを開始せざるをえなくなった理由

大学時代は他のことに夢中で、英文科でありながら真面目に読んだのはシェイクスピアのハムレットくらいで、ほとんど英語学習に身を入れなかったが、ある私立大学附属校で奇跡的に英語教師の職を得てからというもの、私は言語活動の重要性に書物を通じても気…

高校時代は副読本も原典主義だった

「教科書が原典主義」ということを昨日書いたが、私の高校時代の当時の副読本も原典主義で、A.A. MilneのWinnie the PoohやDoctor DoolittleやWilliam SaroyanのMy name is Aram、George OwellのAnimal FarmやThe Road to the Wigan Pierなどを読まされた。 …