ということで、高校一年生に公民権運動を知ってもらうために早急に「ロング ウォーク ホーム [VHS]」を入手したいと思った。
実は、このビデオは前から入手したい一本だったのだが、どういうわけか、日本の版元は発売に熱心ではないようで、なかなか入手できない一本だったのだ。
一時期、ビデオで出されたことがあったが、私の記憶では、べらぼうに価格の高いビデオであったように記憶していて購入をずっと躊躇していたら、DVDの時代になってしまった。
それならDVDで入手したいと思い続けていたけれど、インターネット上でも、これまで何度もチェックしてきたことがあるが、やはり今回も日本でのDVDでの発売は確認できなかった。
アメリカ合州国のアマゾンでチェックしてみたら、DVDももちろん発売されていた。この扱いの差は何なんだろう。
USAのDVDだと、新品で6.99ドル。中古なら1.97ドルからある。
中古ビデオなら、0.01ドルからある。
これが日本のアマゾンの中古ビデオをチェックしてみると、4点出品されていて、例外なく7000円近くもするから、これはまさに暴利である。
2004年の暮れにロサンゼルスのアメーバという中古ビデオやCD、DVDを売っている大型ショップに連れていってもらったことがあったが、中古ビデオなんて二束三文だった。実際、ビデオは持っていってもらうだけで助かるような状態だろう。一方、今やDVDの時代だが、リージョンの違いが大きな問題としてあって、そのときアメーバの店員にリージョンフリーのマルチプレーヤーがあることを教えられたけど、うちのプレーヤーは旧式でリージョンフリーではないから、残念ながら合州国から直接買うのも躊躇せざるをえない。
それに生徒用に見せるとなると、字幕スーパーがないと教材にならないから、字幕スーパーつきの中古ビデオを注文せざるをえない。
実にアホらしいが、日本の高校一年生に公民権運動を学んでもらうために、べらぼうに高い中古ビデオを注文した次第である。