「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」をお薦めします

Sail Away

 「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」をいま読んでいるところだが、学ぶところがすこぶる多い。
 このブログで以前紹介したWhen the going gets tough, the tough get goingも次のように解説が載っている。

 When the going gets tough, the tough get going


 「状況が厳しくなったときタフなものが力を出す; 逆境は負けじ魂で乗り切れ」


 ケネディ(John F. Kennedy)大統領の父親ジョーゼフ・P・ケネディ(Joseph P. Kennedy)がこれをモットーとして息子たちを育てたと語ったことから一般に広まった。ノートルダム大学の名フットボールコーチとして有名なクヌート・ロックニ(Knute Rockne)もよくこう言っていたらしい。
 (補足)ビリー・オーシャン(Billy Ocean)の歌「ゲット・タフ」(1986)の原題。

 私なら、上記の説明に加えて、Randy NewmanのMemo to My Sonを加えたいところだが、紙幅に限りもあるのだろう。ランディ・ニューマン(Randy Newman)のSail Awayは、やはり外れるのかもしれない。
 「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」は、とても勉強になる。
 教室授業ですぐに役立つということでは必ずしもないが、コトバの深遠さに背筋が寒くなること請け合いだ。
 すべての英語教師にお薦めする。
 ただし、スラング、俗語には手を出すなという流派もあるから、すべての英語教師にお薦めしたいというのは実は正確でない。先に紹介した民際英語という観点なら、スラング、俗語のたぐいを学ぶ必要は一切ないと言えるだろう。ただし、スラング、俗語は、アメリカ人どうしの会話など、リスニングの際には当然登場するから、口語会話に慣れたい人、リスニングに強くなりたい人にお薦めすると限定してもよい。それでも、簡単なコトバで深い内容を表現できるという重要な教訓を学べるという点で、「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」は、やはりすべての英語教師に、お薦めしたい。