「大谷、左ひざ手術へ 来季の二刀流再開を優先 大リーグ」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年9月14日5時0分)から。

 大リーグのエンゼルスは12日、大谷翔平選手(25)が13日にロサンゼルス市内の病院で左ひざの二分膝蓋骨(しつがいこつ)の手術を受けると発表した。ひざの皿部分で全治は8~12週間。今季は終了となるが、来季に投打の二刀流を再開することを優先した結果の手術だという。

 球団によると、ひざ痛は「先天性の症状」で故障ではない。今季の打球やダッシュの速度を去年と比べてもほぼ一緒で、特に体への影響は表れていない。

 大谷は現在、昨オフに手術した右ひじをリハビリ中。回復は順調で、投球練習の強度をさらに上げる段階にいた。しかし、本格的な投球に近づくにつれ、ひざの痛みが増した。患部をかばってほかの故障を招いたり、投球フォームが崩れたりするリスクを考え、シーズン終了を待たずに手術に踏み切った。

 電話会見したエプラー・ゼネラルマネジャーは、右ひじのリハビリはいったん休止するが、予定通り来春のキャンプには間に合う見通しと話す。「うまくいけば10週間後に再びマウンドに上がり、12月上旬に右ひじのリハビリを完了する。そこで来季の方針などを話し合うことになる」と話した。

 大谷は打者専念となったメジャー2年目は106試合に出場し、打率2割8分6厘、18本塁打、62打点だった。(遠田寛生)