タウランガで食べたシーフードバスケットは、みんな揚げ物だったので少し閉口していた私は、コロマンデル半島のゲイトウェイシティであるテムズ(Thames)に着いた際に、シーフードのテイクアウェイに入った。
ここの女主人は日本に来たこともあり、新幹線にも乗った経験があるようだ。
「フィッシュアンドチップスは、うまくて安いから好きなんだけど、揚げ物ばかりで飽きてしまっているので何か別なものはないですか」と彼女に聞くと、「どんな風がいいの。言ってくれればやってあげるわよ」と言うので、フィッシュアンドチップス以外の料理方法を聞いて、バターで炒めたホタテと串にさした海老と、スナッパーを焼いてもらった。
安い紙皿とプラスチックのナイフとフォークだったが、レモンが二切れ出てきた。ここの女主人はなかなかわかっている。シーフードの食べ方は、こうでないといけない。
大いに満足した私は、店の写真を撮らせてもらった。
