サラリーマンへの大増税計画が進んでいる

 自民党勝利という衆議院選挙結果が出された翌日に、サラリーマンの定率減税の見直しが朝日新聞で記事になったときに、そのことを私はこのブログに書こうと思ったのだが、日々の忙しさからそのことを書いている時間がなかった。
 森永卓郎さんのこの番組によれば、政府税制調査会の総会で定率減税は全廃がほぼ決まり、その他の個人所得課税も増やす、消費税までが増税メニューに入っている。さらにタバコも増税という計画が出てきたという。
 その一方で、99年に一時的に引き下げられていた法人税率を元に戻そうということは誰も言わない。またエネルギーに含まれている炭素量に応じて課税し、総額3400億円の増税を環境対策に使おうという小池環境大臣環境税計画も実現しそうにないようだ。
 つまり、法人税にしろ環境税にしろ、企業は増税しません。一般庶民は増税しますという路線なのである。
 何をか言わんやである。