シンガポールの運転手との話は楽しい

 荷物を積み込み、タクシーでチャンギ空港へ向う。社内でタクシーの運転手と話す。
 チキンライスなら、やはりブートンキーだという。結局今回ブートンキーには行けなかったから、またシンガポールに来ないといけない。
 それから、先ほどのニュートンホッカーズセンターのシーフードが高い気がしたので、ホッカーズで不当な値段のふっかけ、リップオフはあるかと聞いたら、政府が眼を光らせているし、通報があれば営業停止になってしまうから、店がそうしたことはやらないという*1
 日本占領下関係の資料館訪問とホッカーズをめぐる私たちの旅を話したら、かなり興味を持ってくれた。
 仕事をしてお金を稼ぐ理由は、使うためにある。だから、金を貯めて、またシンガポールに来なさいという。
 狭いシンガポールと言ってもまだ見てないところが多い。たとえば、ジョホールバルに行くのは簡単だから、せっかくだから今度来るときはマレーシアにも行った方がいいと薦める。ただし、物取りに注意しろという。あとは問題ないとのことだ。
 リークアンユーの評価も聞いてみたら、建国の父だという。リークアンユーは、国民的に信頼され、とても人気があるようだ。

*1:以前にも紹介したように太田勇氏の「国語を使わない国―シンガポールの言語環境」はシンガポールを紹介したものとしては労作であると私は思うが、これによれば、「食物中心」(Food Centre, Hawker Centre)とは、「かつて街路のいたるところで営業していた小販と呼ばれる露店・屋台店を、特定の場所に集めた」「公設の大衆食堂街」のことを指すと説明がされている。1970年代から政府主導で管理され始めたという。