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青年劇場「失敗の研究ーノモンハン1939」の観劇後、田中克彦「モンゴル 民族と自由」を再読した

「モンゴル 民族と自由」(1992) 青年劇場創立60周年記念公演「失敗の研究ーノモンハン1939」を観てきた。難しい作品を俳優陣がしっかりと演じていた。無謀な戦争を防ぐには何が必要となるのか。ジェンダー問題も織り込んで追求した劇だった。 今尚繰り返され…

大谷翔平投手の活躍は、他国や他者にたいする尊敬を忘れず、卑屈になることなく、みずからを鍛錬し、相互に高め合うことは可能なのだとあらためて教えてくれた

WBCは日本の優勝で幕を閉じた*1。 野球に全く興味のなかった俺だが、大谷翔平の一ファンとして、あらためて大谷翔平という野球選手としての運動能力はもちろん、謙虚さ・公平さもふくめた人間性・人格の高潔さ*2、さらに彼の言語能力は素晴らしいと感じた。 …

「解説者モリス氏を停職 大谷の打席で差別的発言ー米大リーグ」

モリス氏の差別的発言とは、「(打席に立った)大谷翔平選手に対して(投手は)どのように対応したらいいですかね」というアナウンサーの問いに対して、モリス氏が"Be very, very careful."(「とっても、とっても、注意してかからないとね」)と発言したこ…

「ミスコン出場の大学生「ミャンマーを助けて」 涙の訴え」

以下、朝日新聞デジタル版(2021/4/3 18:04)から。www.asahi.com クーデターで国軍が権力を握り、市民への激しい弾圧を続けるミャンマー。その母国の代表として国際的なミスコンテストに出場した大学生が、「どうかミャンマーを助けてください」と、国際社会…

「南北首脳会談、韓国世論は7割肯定 保守系主要紙は批判」

以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月21日12時38分)から。 韓国の世論調査会社リアルメーターは21日、北朝鮮・平壌で18、19日に実施された南北首脳会談について、韓国民の約7割が肯定的に評価しているとする世論調査の結果を発表した。 北朝鮮が非核…

「正恩氏、年内ソウルへ 寧辺核施設の廃棄用意 南北会談」

以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月19日13時27分)から。 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は19日、平壌で前日に続いて首脳会談を行い、米国の対応次第で、北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)核施設の廃…

「「非核化」時期・具体策に触れず 米朝会談共同声明」

以下、朝日新聞デジタル版(2018年6月12日21時34分)、から。 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談が12日、シンガポール南部のセントーサ島にあるカペラホテルで行われ、両首脳は共同声明に署…

「南北首脳が「板門店宣言」発表 「完全な非核化」目指す」

以下、朝日新聞デジタル版(高陽〈韓国北西部〉=武田肇、牧野愛博2018年4月27日18時09分) 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は27日、南北の軍事境界線をまたぐ板門店で11年ぶりの首脳会談を行い…

「(安保考)どうする北朝鮮問題 元米国防長官、ウィリアム・ペリーさん」

以下、朝日新聞デジタル版(2017年11月29日05時00分)から。 緊迫する北朝鮮情勢にどう対処すればよいのか――。23年前の危機の際、軍事攻撃を本格検討しながら、最後は直接対話に踏み切った元米国防長官の目に、現状はどう映っているのだろうか。核政策を熟…

「グリエルにド軍ファンから強烈なブーイング 打席終えるまで鳴りやまず」

以下、ベースボールキング(11/1(水) 9:45配信)より。 アストロズのユリエスキ・グリエル内野手が現地時間10月31日(日本時間11月1日)、ドジャースとのワールドシリーズ第6戦(ドジャー・スタジアム)で、相手ファンから強烈なブーイングを浴びた。 グリエ…

「枯れ葉剤、問い続ける元米兵」

高校生の俺は、ベトナム戦争のルポルタージュを読むと同時に、アメリカ合州国西海岸の音楽も聞いていた。 ルポルタージュを書いた何人かの新聞記者も亡くなっていった。 大学生のとき、ベトナム戦争が終結した。 思春期の時期に、ベトナム戦争があった。 以…

シンガポール、リー・クアンユー元首相死去

シンガポール初代首相のリー・クアンユー氏が亡くなった。以下、朝日新聞から。 シンガポールのリー・クアンユー元首相が23日午前3時18分(日本時間午前4時18分)、入院先のシンガポール総合病院で死去した。91歳だった。同国の初代首相として経済…

12日の台湾の選挙結果

12日の台湾の選挙結果だが、IHTでも、14日付けで一面で報道している。 113議席のうち野党である国民党(Kuomintang Party)が81議席を獲得し、与党である民進党(Democratic Progressive Party)は27議席にとどまった。この国民党の大勝利は、台湾独立派の陳水扁…

台湾で、野党・国民党が圧勝

台湾の立法院選挙で、12日投票があり、開票の結果、野党の国民党が三分の二を超える81議席を獲得した。 与党としては大打撃で、陳水扁総統は、兼務する党主席の辞任を表明した。陳氏から、総統候補の謝長廷氏に実権が移り、総統選にも影響を与えそうな情勢で…

今回の台北ツアーで学んだこと

今回の台湾ツアーは、実はあまり期待していなかった。 ところが、台北のタクシーの運転手との交流や、優秀なコミュニケーターであった専用ガイドの方との交流、そして占い横丁の占い師との出会いで、実に充実した旅となった。 感謝の意味を込めた謝謝だけで…

台湾式マッサージを受ける

さて、今日は、マッサージを受けることになっている。ガイドさんお薦めの志村けんがトレードマークのマッサージを受けることにした。ここの店の客の大半は日本人だろう。私たちが泊まったインペリアルホテルの付近にも、たくさんのマッサージ屋さんがあるけ…

今晩の夕食はAoba微風店で

台北市内の微風広場は、ブランド店が集められたお洒落なスポットだ。 そこにあるAoba微風店に行ってみた。 Aobaは、台湾料理をモダンな味つけで出すことで有名な店だ。 まだ予約時間には少し時間があったので、スターバックスでチャイを楽しむ。スターバック…

行天宮近くの占い横丁

台北に戻り、行天宮へ出かける。 行天宮は、人でごった返していた。 健康や商運がうまくいくように、お祓いを受けにくる台湾人がたくさんいる。若いカップルも、二人で行天宮に来ている。台湾人は信仰心が厚い。 この行天宮の近くにある占い横丁を案内される…

九份再訪

深坑では、結局、豆腐料理も口にしなかったのだが、その深坑に比べれば、九份の観光地化はすさまじい。 前に来た茶房の外観も変わっていた。 今日は日曜日だから、人、人、人である。 でも九份は日本人観光客には人気スポットのひとつだろう。値段ははるけれ…

深坑に行ってみた

今回の台湾旅行でわたしは台湾は3回目だが、これまで、専用車・専用ガイドの贅沢旅行ばかりだったが、今回は、ちょっぴり自分達でまわることが入っている。 その意味で、はじめてのタクシー体験など、面白かった。 けれど、今日は、専用車・専用ガイドでまわ…

敘舊布袋戲茶飯劇場は面白い

少し疲れたので、ツアーバスから早めに離れて、故宮博物院から自分達だけでホテルに戻ることにした。 予約は入れていないがホテル近くの海覇王で食事をすることにして、出かけることにした。今日は人形劇を見る予定なので、食事にゆっくりはしてられない。 …

定番の台北ツアー

インペリアルホテルの朝食はバイキング方式で、選択肢が多いので、うれしい。 さて今日は、3台の大型バスで台北市内ツアーである。 各ホテルで客をピックアップしていく。 まずは、保安宮 、孔子廟へ。 それから、総統府をバスから眺めて、台湾民主紀念館へ…

台湾のタクシー運転手はえらい

それで、紹興酒が少し醒めて冷静になって考えてみたのだが、台湾で日本語が通じない、英語が通じないと馬鹿騒ぎする精神構造は一体なんなのか。 台湾は、言うまでもなく、歴史的にみて日本の初めての植民地だった。つまり、日本語は支配者の言語である。その…

晴光市場に出かけてみた

インペリアルホテルの近くには、晴光市場という商店街がある。夜になると、夜店をやっているとも聞いていた。 実は、インペリアルホテルへの宿泊が決まってから、晴光市場は出かけてみようと思っていた。 ホテルからは、少し歩けば着く距離なので、出かけて…

これだけ英語が通じないと快感だ

家族旅行ということで、短期間だが、また台湾に出かけることになった。 今回は三世代の旅行なので、ゆっくりと午後便で出かけた。 日本から台湾までの飛行時間は3時間くらい。日本と台湾との時差は1時間だから、日本から台湾に出かけるときは1時間得すること…

陶竽のCD「太美麗」(Beautiful)を入手した

陶竽(Taoze)の「太美麗」(Beautiful)を入手した。 陶竽(Taoze)もしくはDavid Taoの名前は、HMVの棚で見るようになってきたけれど、これまでリリースされたCDが全部その棚に並んでいるわけではない。インターネット上のAmazonでは、いまだにDavid Taoは検索で…

いよいよ今日で中国ともお別れ

外国旅行といえば、ロンリープラネットを読んでから現地を訪れるのが常だった私にとって今回ほど事前準備をしなかった旅もない。にもかかわらず、今回の旅は非常に有意義な旅だった。それは、なにより、今回のツアーを計画した参加者たちの力である。 有意義…

圧倒的な経済格差と中国のエネルギーを感じた旅だった

今回の中国への初めての旅の感想を書いておく。 日本語ガイドさんでお世話になった張さんの月給は500元(約8500円)。ボーナスはないという。これは若い張さんの月給ということで、瀋陽の平均的労働者は、1500元(約2万5500円)ほど稼ぐという*1。張さんの話では…

中山広場前のホテルで昼食を食べる

毛沢東の彫像が見える中山広場に面したホテルで昼食を取る。 中華料理も、今回の昼食で最後になる。 食事は、少し心配していたのだけれど、どこでも美味しく、心配は杞憂に終わった。

中国の交通事情はすごい

ホテルで一休みしてから、バスに乗って夕食へと出かける。 今晩の食事場所は、中街近くの有名な餃子店・老辺(ろうべん)餃子館である。 その餃子屋さんがある中街は瀋陽故宮訪問時に行ったことがあるが、中街は、瀋陽随一の繁華街で、ここの人ごみはすごい…