IHT

海外で、日本食がはやっている

朝日新聞からの記事だと思うが、IHTを読んでいたら、日本食の話題が出ていて興味深く読んだ。 それによると、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんによれば、ハリウッドスターたちは、みなsushiが好きだという。もちろん、中にはコーラでsushiを洗う人もいますけ…

12日の台湾の選挙結果

12日の台湾の選挙結果だが、IHTでも、14日付けで一面で報道している。 113議席のうち野党である国民党(Kuomintang Party)が81議席を獲得し、与党である民進党(Democratic Progressive Party)は27議席にとどまった。この国民党の大勝利は、台湾独立派の陳水扁…

IHTに掲載されたAbraham Joshua Heschelの記事

これは昨年の12月28日のIHTの記事の話なのだが、エイブラハム・ジョシュア・ヘッセル(Abraham Joshua Heschel)という人物をこの記事で初めて知った。この記事のどこが私の眼を引いたのかといえば、記事に掲載されていた写真がDr. Martin Luther King Jr.と一…

パキスタンのブット元首相、暗殺される

来年1月8日に総選挙を控えていたパキスタンで、ブット元首相が選挙集会後に暗殺され、パキスタンの各地で暴動が起こっている。 以下はIHTから。 Bhutto assassination sparks disarray By Salman Masood and Carlotta Gall Published: December 28, 2007 RAW…

そのエリック・オールターマン氏に対するAJCからの反論

エリック・オールターマンの意見記事は、American Jewish Committeeの調査結果をもとにして、アメリカのユダヤ系は自分と同じように圧倒的にリベラルだと主張しながら、AJCも含めて主だったユダヤ組織を攻撃している、彼の意見記事は客観的にみてどうなんだ…

アメリカ合州国のユダヤ系は、ブッシュ・ネオコンの政策に反対

アメリカ合州国のユダヤ系は、ブッシュ・ネオコンの路線に反対の傾向があるという、おそらくはユダヤ系のEric Alterman氏*1の意見記事がIHTに掲載されていた(December22-23)。そもそもこの意見記事はThe Nation magazineに掲載されたものだが、意見のリソー…

ボブ・ディランの自伝映画"I'm Not There"

私はIHTの読者だが、少し前のIHTにボブ・ディランの新しい映画についての紹介があった。 書き手はEd Siegelだが、この記事の内容を私なりの理解で紹介すると、この映画は、ここ数年の歌手を扱った映画、例えば、ジョニー・キャッシュやレイ・チャールズのよ…

Black is the new black

IHTでコラムを書いているウィリアム・サファイア(William Safire)というコラムニストは、その昔ニクソン大統領のライターとして、また保守派の論客として有名であり、彼の書くものを読んでいる暇はなかなか持てないのだが、Languageというコラムは時々読んで…

ラッド新政権、環境問題の京都議定書を重視

オーストラリアのラッド新政権は、約12年間続いたジョン・ハワード政権の方針を変更し、京都議定書の調印へと大きく舵を切りかえた。オーストラリアが京都議定書を批准すれば、先進国としては、アメリカ合州国が孤立化することになる。 以下は、IHTからの引…

オーストラリアでハワード政権が大敗北し、政権交代へ

11月24日投票のオーストラリア総選挙で、ジョン・ハワード首相が率いる自由党・国民党が大敗北した。ハワード首相自身の落選も伝えられ、首相の落選は1929年以来のことになる。労働党の大勝利で、11年ぶりに政権が交代することとなった。 オーストラリアの豊…

東京・江戸ツアー

私はIHTの購読者だが、東京は神楽坂のガイドの話がNovember 3-4の版に出ていた。 シンガポールや韓国、台湾、中国を訪ねるときには、ガイドのお世話になることが多い。 表面的な案内ではなく、日本の深いところに触れたい外国人のお客さんには良質のガイドが…

David and Goliath

ワールドシリーズが始まる前のIHTに、David and Goliathという表現があった。これは、聖書のダビデとゴリアテからの表現で、力の劣る勝ち目のない者が強大な相手と戦うときの例えである。 ボストンレッドソックスが、その例えの通り、4連勝で3年ぶり7回目の…

IHTから「慰安婦」問題の記事

以下は、「慰安婦」問題を伝えるIHTから引用する。 U.S. House urges Japan to apologize for WWII sex abuses The Associated PressPublished: July 30, 2007 WASHINGTON: The House of Representatives approved a resolution Monday urging Japan to form…

宮本顕治氏の訃報

7月18日に98歳で亡くなられた宮本顕治氏の訃報は、各紙で報道されていた。 以下、IHTによる訃報を、引用しておく。 Obituary: Kenji Miyamoto, postwar Japanese Communist, dies at 98 By Douglas Martin Published: July 20, 2007 Kenji Miyamoto, a Japan…

世界で10万人以上がイラク戦争に抗議

これは3月19日付けのインターナショナルヘラルドトリビューンに載っていたのだが、「アメリカ合州国が率先して起こした侵略から4年目を迎える今週の火曜日に先立ち、世界でイラク戦争に抗議する人びとが10万人以上デモ行進に参加した」(“More than 100,0000 …

海外からの批判が厳しい「従軍慰」安婦問題

まず指摘しなければならない問題は、「従軍慰安婦」問題に関する安倍首相の発言が海外で厳しい批判を浴びている問題だ。 「官憲が家に押し入って連れて行くという強制性はなかった」(3月10日付「朝日新聞」社説)などと、強制を否定している安倍首相の発言…

従軍「慰安婦」問題

従軍慰安婦問題で強制の根拠はないとする発言を安倍首相がしたことに対して、アメリカ合州国のメディアが反発している。 そもそも「慰安婦」自体は、“Comfort women”と訳されることが多いが、その一方、”Sex slaves”、すなわち「性的奴隷」と訳されることも…

オバマ氏、合州国大統領選に出馬表明

今日のIHTで、Obama formally seeking presidencyという記事が載っていた。 ヒラリー・クリントン氏とオバマ氏との違いは、4年前には支持をして今反対の立場を取り始めたヒラリー・クリントン氏とは違って、オバマ氏は最初から戦争に反対していた点だ。オバ…

アメリカ合州国の中間選挙

昨日のIHTで、合州国の政治は誰が勝とうとも火曜日に変わる(U.S. politics will be altered Tuesday no matter win)と報じていた。

ハローウィーンが喜びではない英国人もいる

昨日ハローウィーン*1について触れたが、今日のIHTに”To Some Britons, holiday is no treat”(「ホリディが喜びでない英国人もいる」)という記事が載っていて、ハローウィーンをイメージさせてくれるカボチャに斜線が引いてあるポスターが掲載されていた。…

アメリカ合州国で中国語教育が盛んになっている

17日付けのIHTに、”East meets West in U.S. Schools”という題名で、ノースキャロライナなど、アメリカ合州国の学校における中国語ブームが報じられている。 「アメリカ人は英語を学ぶ他国の人々の実態を聞くことに慣れているが、いまや逆の傾向が見て取れる…

ムハマド・ヤヌス氏がノーベル平和賞を受賞

IHT

グラミン銀行で名高い、バングラデッシュのムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞したとIHTが“Nobel for peace to banker”というタイトルで報じている。 “Muhammad Yunus, the Bangladeshi microcredit pioneer, and his Grameen Bank were awarded the …

フォーリー元議員の事例の場合、性的なことより偽善が問題だ

今朝のIHTに、Albert R. Huntという署名入りの記事で、アメリカ合州国のマーク・フォーリーの事件が”In Foley case, sex takes back seat to hypocrisy”(Bloomberg News)と題して分析されていた。 「政治家とセックスはどこでも共存していてよくあること」(P…

古代の航海を追体験しながらホクレアがハワイから日本をめざす

10月6日付けのIHTのThe Asahi Shimbunに、”Retracing an ancient voyage from Hawaii”{「古代航海をハワイから追体験する」という記事が載っていた。 ファイバーガラスでつくられた19メートルの伝統的なカヌーを用いて、日本をめざし、ハワイから1万キロを…

New York Timesによる安倍新政権の紹介

“Abe Begins With Focus On National Security”(「安倍新政権、国家安全に焦点」)という題名で、今朝のIHT一面に記事が載っていた。 冒頭に、”Shinzo Abe, a popular nationalist who has vowed to make Japan more assertive globally, became prime mini…

イラク戦争は、「テロリズムの培養器」

9月25日付けのIHTの一面に、 “War in Iraq regarded as incubator for terror”(「テロ培養器とみなされるイラク戦争」)という題名で記事が載っていた。 “The relationship between the Iraq war and terrorism, and the question of whether the United St…

ポール・サイモンの新譜「サプライズ」(2006年)

Surprise ポール=サイモン(Paul Simon)が6年ぶりに新譜”Surprise”を発表するとIHTで紹介されていた。 ポール=サイモンもすでに64歳。 「「サプライズ」(Surprise)は、解答を与えるよりも質問をすることに焦点があたっているアルバムで、「唄はちょっと捕…

IHTの萱野茂さんの紹介記事

“The first Ainu lawmaker, Kayano brought the ethnic minority’s plight to national attention. “という副題がつけられて、北海道アイヌの最初の国会議員であった萱野茂さんの訃報が今朝のIHTに載っていた。 アイヌ語保存のための萱野さんの貢献について…

英語を話す必要のない日本の言語環境

「日本の小学校英語教育は時間の無駄である」と主張するIHTの意見記事*1を読んだ。 http://www.asahi.com/english/Herald-asahi/TKY200604190151.html いくつか納得できる点があったが、とくに以下の日常生活で英語を必要としない日本の言語環境という指摘は…

今夏に広島で戦争と平和を学ぶ

すでに恒例になっているようだが、海外と日本から学生を招待し、世界平和を広島で考える平和集中講座が、今年も広島市立大学のプログラムとして開催されることをIHTで知った。 プログラムの紹介は以下のサイトを参照とのことだ。 http://www.hiroshima-cu.ac…