文部科学省のプロジェクトチーム、首都直下地震予測で震度7〜6

amamu2012-03-31

 3月31日の朝日新聞で、首都圏直下地震で、文部科学省が予測図を公表したと報じている。
 それによると、震度7〜6が広範囲に予測図として示されている。
 「試算の前提」では、「中央防災会議の想定より10キロ程度浅いところがあると突き止めた」ことが特徴だという。
 以下、文科省のHPから。

 フィリピン海プレート上面の深さが、平成17年に中央防災会議が採用したプレート構造モデルより約10km浅くなっていることが確認されたという研究成果を踏まえて、中央防災会議が想定した18の地震のうち最も被害が大きい「東京湾北部地震」の地震動がどのように変化をするかということを明らかにするために試算を行った。


 「結果」として、「震度7」を予測することとなった。
 以下、同じく文科省のHPから。

 平成17年の中央防災会議の検討と比較すると、西側に仮定された強い地震動を発生する領域の近傍で震度6強の領域が広くなるとともに、中央防災会議の検討ではほとんどみられなかった震度7の地域が点在する結果となった。


 震度分布図は文科省のホームページで公開している。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/03/1319353.htm