「被災地 土不足」

amamu2012-05-04

 今日の朝日新聞が、復興のための土が足りないと報じている(中村信義記者)。
 「岩手、宮城、福島3県で少なくとも4千万立方メートル(東京ドーム32杯分)が必要と見込まれ、需要増で土の値段が上昇」。この「2カ月で1割」高騰しているという。
 「農地の復旧には、土の量だけでなく質も問題になる」。津波で運ばれてきたヘドロやがれき、ガラス片やゴミが混じった土を、豊富な栄養分を含んだ表土にすることは簡単ではない。『「膨大な量の表土を別の場所から持ってくるというのは現実的に無理」(農村整備課)という』。
 『「農家は何年もかけて肥料をやって土をつくってきている。土なら何でもいいというわけではない』。
 まさにその通りだろう。