末広亭で落語を聞いてきた

 落語は、声がかすかにしか聞こえなかった三遊亭円歌が一番良かった。
 鏡味仙三郎社中の太神楽(だいかぐら)の芸に感動した。
 寄席に出かけていろいろな芸人を見ていると、芸風というのはいろいろあるものだと思う。でも、大事なことは、その芸人が、自分の個性を磨き、みずからの人格を輝かせる努力をしているか否かが勝負であることがわかる。だから、大事なのは、かたちではない。個性であり、その個性を磨くことにある。