以下、朝日新聞デジタル版(2020/9/2 16:13)から。
新潟県燕市の遠藤浩教育長(55)が戦争を待望するかのような発言をした問題で、遠藤氏は2日、緊急の記者会見を開き、今月下旬に辞任する意向を明らかにした。
遠藤教育長は8月下旬に開かれた教育委員会で、「コロナ禍を解消する方法は、どこかで大きな戦争が発生することではないだろうか」とする文書を配布、同趣旨の発言をし、外部から「不適切だ」と指摘を受けていた。
遠藤教育長は2日の記者会見で、「人間はコロナ禍のような経験のない事態の閉塞(へいそく)感を別のものに置き換えて矛先を変えることがあると思う。戦争は起きてほしくないと願って書いた」と釈明。「読み手には真意が伝わらなかった」として謝罪した。