「中曽根氏合同葬の弔意表明「強制ではない」 加藤長官」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/10/15 12:46)から。

 加藤勝信官房長官は15日午前の記者会見で、17日に行われる中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬儀をめぐり、文部科学省が国立大学や都道府県教育委員会などに弔意表明に関する通知を出していたことについて、「公の機関としても、広く哀悼の意を表するよう協力を求める趣旨で、強制を伴うものではない」と述べた。

 加藤氏は「弔意表明を行うかどうかは関係機関で自主的に判断される」と説明。「特定の政党を支持するための政治的活動に当たらず、文科省として教育の中立を侵すとも考えていない」とも述べ、政治的中立性の観点から問題はないとの認識を示した。

 2007年にあった宮沢喜一元首相の内閣・自民党の合同葬では、今回のような通知は出されていない。加藤氏は「諸般の事情を踏まえ、一つ一つ判断してきている」とし、通知を出した判断の理由について明確には説明しなかった。

(後略)

(菊地直己)