ワイヒに宿をとる

 今日はワイヒ(Waihi)に泊まる。
 ロンリープラネットでチェックしたバックパッカーズモーテルだが、ここは、パブの上がホテルになっているのだが、なんだかおどろおどろしく、すごい雰囲気だ。
 長髪で入れ墨をしている長身の男は泊り客かなと思ったら、我々のビールをつぐためにバーカウンターにまわったりする。ここの生まれと聞くと、一ヶ月ほど前から、上に居候しているような雰囲気だ。
 CDのジュークボックスがあり、マオリの女性がボブ=ディランをかけた。
 郷に入っては郷に従えで、地元の男と8ボールをやる。奴の話す英語はよくわからない。
 いずれにしても、このワイヒのホテルは、場末の匂いがぷんぷんしている。
 部屋に上がっていくと、女性がいて、「今日は、ここに泊まりですか」と聞かれた。この女性も、階上に住んでいる雰囲気だ。
 サトシさんと私は、薄暗い台所で、白ワインとマッスル、そして丸ごとのチキン、それに二種類のサラダを楽しんだ。