宮城県の松島には、松尾八幡平インターチェンジから東北自動車道に入る。
松島へは、研修で一度来たことがある。研修であったが、早朝クルージングで松島も少し回ったし、瑞巌寺も訪れた。そのときに感じたことは、松島は芭蕉がうたったように素晴らしい景勝地なのだが、朝の散歩時に国道をびゅんびゅん走るトラックを見て、管理や打ち出し方が上手でないと思ったことがある。
今回は、バリ島のイメージを生かしたホテルに宿泊。
夕食時のウェイターは、マオリがウニを食べることをたまたま話題にしたら、このウェイターもニュージーランドで修行したことがあるという。食の旅でヨーロッパも放浪したことがあるともいう。なかなか熱心なウェイターだった。ヨーロッパなら日本人や日本文化に抵抗のないスペインがお薦めだという。
ミシュランが松島を三ツ星に指定したので、最近はヨーロッパの白人観光客も松島を訪れるようだ。ホームページに英語表記がなくても、なんとか日本語を解読してアクセスしてくるという。日本語が話せるのかと思っていたら、来日してから話せないことがわかることも少なくないという。これは、英語もろくにできないのにチャレンジ精神でなんとかしようとしていた一昔前の日本人と同じではないか。まさに隔世の感がある。時代の変化を感じる。
温泉もあり、ここはアルカリ性の温泉。
