新元号「令和」の典拠になった万葉集に、注目が集まっている。万葉学者の品田悦一(よしかず)・東京大教授は、万葉集が近代以降、「愛国」に利用された歴史を指摘し、「初の国書」を歓迎するムードに警鐘を鳴らす。

 

 ■「庶民の歌」に異議/昭和は軍国歌謡に/左翼も礼賛

 

(後略)