「全国で409人感染、東京帰りの地方の人も 大阪黄信号 新型コロナウイルス」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2020年7月12日 22時08分)から。

 

新型コロナウイルスの国内感染者は12日、午後9時現在で新たに409人確認された。東京都では206人の感染がわかり、4日連続で200人を超えた。千葉県では31人の感染が確認され、4月18日以来の30人超となった。32人の感染が判明した大阪府は同日、府の独自基準「大阪モデル」に基づいて警戒を呼びかける「黄信号」を点灯させた。
 都内で確認された206人の年代別は、20代が87人、30代が46人、40代が20人、10歳未満が14人。若い世代での感染が多いが、60代が11人、50代が9人と50歳以上の感染も目立つ。ホストクラブなど接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染は44人。一方で、現時点で感染経路が不明な人が92人含まれる。
 千葉県では、浦安市のタムス浦安病院の入院患者6人と看護師3人の感染が明らかになった。32人の感染が確認された埼玉県は、すでにクラスター(感染者集団)の発生が判明しているさいたま市のホストクラブや、越谷市のキャバクラ店などで新たな感染者が確認された
 鹿児島県では8人の感染が新たに確認された。このうち少なくとも5人が、クラスターが発生した鹿児島市のショーパブ関連だという。
 30代男性の感染が確認された福井県は、75日ぶりの新規感染者となった。県によると、男性は6月29日~今月9日、都内に出張していたという。
 また長野県では、東京都在住で軽井沢町に住宅を所有する30代の会社員男性の感染が判明した。男性は7月上旬、複数回にわたり東京と軽井沢を往復。6日には都内で知人らと計6人で会食したという。男性を含む3人に発熱などの症状があり、県はこの会食の際に感染したとみている。