あ~あ、やっちまった。
緊急事態宣言下の2月、買物のため少し遠出をして二階建ての立体駐車場に停めていた車を出庫する際に、かなりゆっくりと出していたのだが、思いがけず車体が左右に揺れた。やっちまった。金属の柱にうしろをこすってしまった。これがもう一ヶ月も前のこと。
たまたま車検に出さないといけない時期だったので車屋さんに相談のうえ、タッチペンで自分で直すことにした。いろいろとYouTubeを見て学んでみた結果、燃料用アルコールを染み込ませたショップタオルを使いながらタッチペンで傷口を塗ってコンパウンドで仕上る方法を採用することにした*1。
道具は何が必要なのか考え用意するのに少し時間がかかった。
まず燃料アルコールをショップタオルに染み込ませて何度か拭いて傷口をきれいにする。
タッチペンを使う際にマスキングテープの使用を勧める方法は多くはなかったが、タッチペンを使う際に気持ち的に楽になりそうなので、自分はマスキングテープを使うことにした。とくにドアの開閉部のゴムの部分にペイントがつかないために今回これはマストだった。
その上で、いよいよタッチペンで塗る。一回塗って、10分ほどしてから燃料用アルコールを染み込ませたショップタオルでタッチペンで塗った個所をやさしく拭き取るように撫でて平にする。燃料用アルコールで塗った塗料は取れるので、安心して塗れる。再度、タッチペンで傷口を塗って、同じく、10分ほどしてから燃料用アルコールを染み込ませたショップタオルで塗った個所を拭きながら修正する。これを繰り返す。
一度マスキングテープをはがし、またマスキングテープで覆いタッチペンで塗る。
再度、同じ要領で、タッチペンで傷口を修復する。
なかなかうまくいかないが、遠くから見ると少しはましになった。
さらにこの上にタッチペンのクリアを塗る。クリアも、一回塗って、10分ほどしてから燃料用アルコールを染み込ませたショップタオルでクリアを塗った個所をやさしく拭き取るように撫でて平にする。この作業を繰り返す。
タッチペンで塗った個所は6時間は乾かす必要があるので、第一段階はこれでよしとして、後日、コンパウンドで磨くことにしよう。
数日後。再度作業開始。
前回タッチペンで塗った個所をコンパウンドで磨く。コンパウンドは3Mのエフ・11・5970Sを使用。
充電タイプのドリル&ドライバーに柔らかいバフをとりつけて磨く。
今回補修をしてみて思うのは、やはり習熟が必要だということ。何度も繰り返しをすると習熟するだろう。気に入らなければ、再度挑戦すればよい。
ということでとりあえずの修復は完了。
完璧とはいえないけれど、まずはよしとしよう。
ついでにあちこちの小さな補修をした。