以下、Full-Count(2021年9月25日)より。
■マリナーズ 6ー5 エンゼルス(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。3回の第2打席では申告敬遠で歩かされ、5回の第3打席、7回の第4打席と四球を選んだ。9回の第5打席でも申告敬遠と勝負を避けられ、2試合ぶりの1試合4四球。3試合11四球はメジャータイ記録となった。1打数無安打4四球で打率.255。試合は5-6で敗れた。
なかなか勝負してもらえない。3点を追う3回2死二塁。2ボールとなったところで申告敬遠となった。本拠地には大ブーイングが響いた。続くゴセリンはニゴロ。得点にはつながらなかった。5回2死、7回無死一塁と四球。9回1死は2ボールから申告敬遠と勝負されず、3試合15打席で11四球となった。本拠地はブーイングの嵐となった。
球団によると、2018年マイク・トラウト、2009年ボビー・アブレイユ、1961年アルビー・ピアソンの3試合8四球が球団最多だったが、3試合連続の“マルチ四球”で一気に更新。さらに、3試合11四球はリーグ新記録で、2016年ブライス・ハーパー(当時ナショナルズ)に並ぶメジャータイ記録となった。また、3試合連続3四球以上は2003年バリー・ボンズ(ジャイアンツ)以来18年ぶりだ。
シーズン88四球はリーグ3位。後半戦48四球はリーグ1位だ。本塁打王争いではブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに1本差。地区2位のマリナーズはポストシーズン争いの真っ只中にいる。25日(同26日)以降も豪快弾を期待するファンにとっては、もどかしい試合が続いている。(Full-Count編集部)
以下、Full-Count(2021年9月25日)より。
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