「大谷翔平、自己最長17号2ランが決勝弾 3戦ぶり16度目マルチ安打、エ軍は5発で2連勝」

以下、Full-Count(2021.06.09)より。

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本塁打王争いは両リーグ最多ゲレーロJr.、アクーニャJr.に1本差に迫った

 エンゼルス大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地のロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で特大の先制17号2ランを放ち、本塁打王争いでは両リーグトップに1本差に迫った。3回の第2打席では右中間二塁打を放ち、3打数2安打2打点1四球。打率.261となった。チームは5本塁打のアーチ攻勢で8-1で快勝して2連勝を飾った。

 特大アーチは初回無死一塁だった。左腕・バビクの真ん中に入るチェンジアップを捉えた。右中間スタンドへ飛び込む3試合ぶりのアーチ。飛距離470フィート(約143.3メートル)はメジャー4年目で自己最長弾だ。打球速度111.7マイル(約179.8キロ)、角度は31度。本塁打王争いでは両リーグトップを走るブルージェイズゲレーロJr.、ブレーブス・アクーニャJr.に1本差に迫った。

 3回先頭では右中間を破る二塁打を放った。打球速度112.6マイル(約181.2キロ)と本塁打よりも速かった。3試合ぶり今季16度目のマルチ安打をマークした。4回2死は空振り三振だった。

 前日7日(同8日)の同戦では2試合連続3四球を記録。この日も7回1死二塁の第4打席で四球を選んだ。主砲トラウトが右ふくらはぎ痛で負傷者リスト入りした5月18日以降は18試合で16四球(2敬遠を含む)と急増。他球団から厳しいマークを受けながらも、この日は破壊力のある打撃でチームの勝利に貢献した。(Full-Count編集部)