「大谷翔平、5試合ぶり34号本塁打 渡米後ワースト5打席連続三振も後半戦初アーチ」

以下、Full-Count(2021.07.19)より。

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本塁打王争いではリーグ2位に3本差を付けた
マリナーズ 7ー4 エンゼルス(日本時間19日・アナハイム

 エンゼルス大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。9回の第5打席で34号2ランを放った。5試合ぶりの一発で本塁打王争いでは2位に3本差を付けた。3打数2安打2打点2四球で打率.277。チームは4-7で敗れ、勝率5割に逆戻りした。

 後半戦3戦15打席目。待望の一発が飛び出した。5点を追う9回2死三塁、中越えへ34号2ランを放った。7月は12戦6発。リーグの本塁打王争いでは2位のブルージェイズゲレーロJr.に再び3本差を付けた。

 初回1死は空振り三振。前夜からの5打席連続三振はメジャー自己ワーストだった。3回2死一、三塁、5回2死一塁と2打席連続で四球。7回1死で左腕ミシェビッチから一塁内野安打を放った。後半戦初、今季26度目のマルチ安打。オールスター戦の疲労を指摘する声を払拭したい。

 シーズン59発ペースとした。60本塁打ならベーブ・ルースが1927年に記録した自己最多60発に並ぶ。61本塁打まで伸ばせば、1961年ロジャー・マリスア・リーグ記録となる。久々のアーチで乗っていけるか。

 19日(同20日)の敵地・アスレチックス戦ではメジャー自己最多5勝目をかけて先発マウンドに上がる。投打同時出場について、マドン監督は「ベンチのメンバーも十分にいるから、彼がどう感じるかを確認する。問題がなければイエス、疲れなどがあるならノーだ。今夜、彼が決めることになる」と話した。ポストシーズン争いへ踏ん張り時だ。

(後略)