ツールドフランスで、アームストロングが史上初の6連覇を果たす

 ランス=アームストロングが、史上初の6連覇という快挙で、またもやツールドフランスを制覇した。
 あのミゲール=インデュラインが1991年から1995年にかけて5連覇したことも見事だったけれど、それを上回る今回のアームストロングの快挙だ。彼について書かれた「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」("It’s Not About the Bike: My Journey Back to Life")という本は、とても感動的な本だ。癌克服という生死を潜り抜けた彼だからこその今回の偉業という気持ちにさせられる。それにしても、誰にでもできることではない。
 原著"It's Not About the Bike:My Journey Back to Life"は、ランス=アームストロング(Lance Armstrong)とサリー=ジェンキンス(Sally Jenkins)が書いたということで、「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」は、安次嶺佳子訳 で、講談社から出ている。