月曜日はゴミ出しの日

ランス=アームストロングの本

 昨晩、アレックスにゴミの出し方の手ほどきを受けた。
 まず、新聞を出す。新聞はまとめて、そのまま出すらしい。
 一般的なゴミは黒い袋に入れる。黒い袋には、紐が二箇所ついていて、それを引っ張って、しっかり縛ることが大切だという。ニュージーランドには鳥や動物が多いから、荒らされることがあるらしい。このゴミ袋は、一度に、二袋しか出せない。二袋以上、多いときはどうするのか聞いてみると、道路全体を見渡して、一袋しか出していない家に、もう一袋、さらに一袋しか出していない別の家に、もう一袋、出すという。結構、アレックスは、茶目っ気がある。
 ビンやカンやペットボトルは別にして、緑色のプラスチックボックスに入れて出す。ビンの蓋は取っておいた方がいいという。
 こうした3種類のゴミを、ゴミ別に、ゴミ運搬車が3種類、別に来るらしい。ゴミごとに運搬車が来ることについて、アレックスは、ちょっと無駄な気もするけれどと言っていた。
 月曜日は、こうした黒いゴミ袋や緑のプラスチックボックスを見ながら大学まで歩いていくことになるので、いやでも月曜日だとわかる。