手助けしてくれる人がまわりにいないと一人じゃ生活できない

 ひとつの部屋の電球が切れてしまって、電球はKマートで買ったのだけれど、つけようと思ったら、ソケットの内部の金具が出てしまうし、ソケット自体も古いのか、プラスチックの部分がボロボロとかけてしまった。
 アレックスの長女のマーガレットに電話した際にも相談して、22日に彼らが来宅した際に見てもらう約束になっているのだが、ハミルトンに住んでいる次女のジョニから昨日電話があって、留守宅の郵便物を見にくるという話なので、ついでに電球も見てもらうように頼んだ。
 昨晩、そのジョニとトムがやって来て見てもらうと、確かにソケットが古くてボロボロになっているという。どうするのか見ていると、ガレージの鍵を探して、トムがガレージから新しいソケットを持ってきた。天井から吊るさがっているソケットをはずして、新しいソケットをつけ、新しい電球をつけてみた。「スイッチを入れてみて」というので、つけてみると、電球は難なく点灯した。
 こちらでは、なんでも自分でやらないといけない。
 「中古車を買いたいんだけど相談に乗ってくれる」と、トムに言うと、「お安い御用」と請け負ってくれた。「金曜日か土曜日に車の販売冊子が宅配されるから、それを見て、どんな車にするか検討したらどうか」と彼は言う。「土曜日にカーディーラーに、ふたつくらい一緒に回って、いいのを選んで買ったらいい」と言ってくれた。
 私の印象では、8000ドル(約56万円)くらいの奴がいいかなと思っているのだけれど、売る時のことを考えると、安い車の方がいいのか、高い車の方がいいのか聞いてみた。
 中古市場は、5000ドル〜8000ドルの価格帯が多いというから、私の思惑通り、8000ドルくらいの奴なら、売るときも買い手が見つかりやすいかもしれない。
 ビールのつまみにとマリネされたマッスル貝を買ってきたのだけれど、プラスチックの容器の開け方がわからない。蓋がついているので、ただ空ければいいと思っていたのだけれど、これが開かないのだ。半透明な容器の中にマリネされたマッスル貝が見えるのに、うっかりして、この開け方を聞くのを忘れた。週末にトムが来たときに、また聞くことにしよう。
 ということで、私の生活には、いろいろと助けが必要なのだ。