昼飯に即席ラーメンの強化版をつくる

 昼飯にインスタントラーメンを作ったのだが、こちらのインスタントラーメンは、まず麺が日本の一昔前のインスタントラーメンといった風で、お世辞にもうまいとはいえないし、量も少ない。オリエンタルというシリーズを買ってきたのだが、その上、インスタントスープがなんだかうすい。
 そこで、この貧相な即席ラーメンを多少でも豊かにするには、具だくさんとするしかないし、なんとかスープを強化するしかない。
 まず、ニンニクとショウガをきざんで、白菜、ねぎ、にんじん、冷蔵庫に残っていた大根もこの際きざむ。韓国産の乾燥しいたけを水で戻すとかなりダシが取れる。野菜以外の具としては、冷凍してあった小海老をもどし、最近買ったチキンのブレストハムをきざんで、一気に強火で炒めると言いたいところだが、これを電気コンロで炒める。電気コンロもかなり強力なのだが、一気に水分を飛ばすという点では、強火のガスにはかなわない。
 ジュディの家には、香辛料もわけのわからないパウダーもたくさんあるのだが、片栗粉がまだ見つかっていない。
 こうして、スープが強化された野菜どっさりのラーメンができあがった。試食してみたら、なかなかうまい。これを箸がないので、スプーンとフォークで食べる。どんぶりもないので、野菜をサーブする深皿で食べているのだけれど、私がこの深皿をどんぶり変わりに愛用しているとは、まさかジュディは想像できないだろう。
 丼はやはり買うべきか。