マオリ語のメンター・ジョンのヘルプは涙が出るほど嬉しい

 実は、今週の金曜日にマオリ語の口頭発表があるのだけれど、この原稿書きに、マオリのメンターのジョンに丸二日間ほど本当にお世話になった。原稿が完成した段階だから、まだ全く覚えていないのだけれど、本当にマオリのジョンはいい奴だ。
 コータさんという日本人を知っているというのだが、話を聞いてみると、3ヶ月漁船に乗っていたらしい。日本人がオーナーの漁船で9隻ほどで、ニュージーランド沖を回っていたというのだ。漁獲量の60%を日本が取り、40%がニュージーランドの取り分だったという。「最初は船酔いで、魚の餌をまくのに貢献していたんじゃないの」と私が言うと、そんなこともあったらしくジョンは笑っていた。
 このメンターのジョンと講師のヘミを中心に、マオリ語クラスの友人たちを招いて、ランチパーティを開こうと現在私が企画しているのだが、マオリのジョンはバーベキューセットまで車で持ってきてくれるという。「肉とマッスルをバーベキューで焼くとうまいよ」と、昨日ジョンが言っていたけれど、助けを必要としている奴に、ヘルプの手を差し伸べるということは本当に必要なことだ。
 ということで私はマオリ語によるスピーチを覚えないといけないのだけれど、果たして間に合うのだろうか。
 本当はイギリス語の市民講座になんか出ている場合ではないのだけれど、先に書いたように、いろいろと社会勉強になるので、私としては意義のある講座参加だった。
 とにかく慌ててマオリ語のスピーチを仕上げないといけない。