さすがに長旅で疲れてしまって、今朝は、11時15分まで寝過ごしてしまった。
アレックスとジュディと一緒に、昼食のサンドイッチを外のテーブルで食べてから、久しぶりにワイカト大学(The University of Waikato)の図書館に行ってみた。
マイケル=キング(Michael King)の書いた「ニュージーランド史」(”The Penguin History of New Zealand”)や、クローディア=オレンジ(Claudia Orange)の書いた「ワイタンギ条約」(”The Treaty of Waitangi”)を読んで、夕飯の時間まで、マオリ語のたどった歴史を中心に学ぶ。
図書館を出ると、まだ明るい。夏のニュージーランドの日中は、とても長く、昨日の白い雲がたなびく大空と同様に、日の長さで、再度、ニュージーランドに戻ってきた実感を味わうことになった。夕方の6時を過ぎても、太陽は、昼間の2時くらいの位置にある感じなのである。夜の8時でも真っ暗にはならず、9時頃にようやく真っ暗になるといった感じだから、なんだか時間を得した気分になる。
夏といっても、日本の夏のあの野蛮な蒸し暑さとは無縁で、高原の夏のようなさわやかさがある。気温だって、20度を少し超えたくらいだろう。
ただし、日差しだけは注意をしないといけない。戸外に出っ放しの際には、帽子と、日焼け止めクリーム(sunblock)が欠かせない。