夏の日差しを感じながら戸外のテーブルで読書をしつつ、そんなことを考えていたら、私のホームステイ先のアレックスとジョニの次女にあたるジョニとトムが、見たことのないトヨタの赤いスターレットに乗って遊びに来た。もちろんこれは中古だが、新しく車を買ったらしい。
彼らとは、彼らの娘のナタリーの結婚式以来だ。
再会を喜び合って、アレックスもジュディもオークランドの友人宅に遊びに行っていて、不在であることを伝えた。
結婚式の写真を私が大量に撮影し、一枚のCDに焼いてあげたので、そのお礼を言われた。プロのカメラマンもいて撮影していたのだが、参加者を写したものが少なく、私の写したものは圧倒的に人物写真ばかりだったから、それが良かったと言ってくれた。
新婚さんのナタリーは、ウエリントン近くのパラパラウム(Paraparaumu)に一軒屋を借りて住み始めたようだが、借り賃は、一週間に180NZドル、一ヶ月で720ドル。日本円なら、5万400円以上だが、一軒屋の借り賃だから日本人には安く感じるにしても、収入の少ないキーウィーの若夫婦にはべらぼうに高い値段だ。
さて、2月6日のワイタンギ・デーには、ベイオブアイランズにあるワイタンギを訪れようと思っているし、またその足で、かなりの距離にはなるけれど、ウエリントンまでドライブしようと考えているので、ベイオブアイランズやウエリントンへのドライブについて、いろいろと彼らに質問をして教えてもらった。
そのお礼というわけではないけれど、彼らに、少し辛いおせんべの日本の柿の種をあげて、いつものように庭から、彼らの車を見送った。
