マオリは共同体意識が強く、誰がどこで何をしているのか、大体知っている

 ガソリンスタンドで尋ねるべき人を聞いてマラエへ行くが、あいにくマラエはしまっていた。
 近所のマオリに聞くと、いつもはマオリ語の勉強をしている時間なのにと教えてくれた。おそらく、遠足か何かに行っているのか、もしかしたら、ヒックスベイ(Hicks Bay)でお葬式かもしれないと教えてくれた。
 マオリの人たちは、大体どこで何をやっているのか知っている。小さな村だとはいえ、共同体が強いのがわかる。