人生において重要なお金の管理学と時間の管理学

メーデー

 幸せになるために習得しなければならないものが人生においては2つあると私は常々思っている。それが、お金の管理学と時間の管理学だ。
 金持ちにも貧乏人にも時間は等しく24時間与えられていて、この使い方は人それぞれかもしれないが、日本は社会としてこのバランスが非常に悪い。
 私の考えでは、一日24時間のうち、8時間は社会貢献として労働するとして、8時間は休まないといけない。つまり8時間の睡眠だ。あとの8時間は、自分の時間として使ってもバチはあたるまい。3分の1は社会のために、3分の1は労働力再生産のため、そして残りの3分の1は、自分のためという考え方だ。
 しかし、現在の日本は、こんな普通の考え方は、夢のまた夢。
 限りなく、労働時間が延長され、通勤時間も非人間的に長いものだから、自分の時間なんて持てない。それどころか睡眠時間ですら削られるなんてことがざらだ。