おおいに気になる得票数と当選議員数との比例関係

 そもそも、先にも述べたように、小選挙区制度は、国民の声を反映させていく制度としてはどうなのか。
 自民党の圧勝というけれど、今回の選挙も、どれくらいの票を自民党が集めたのか。気になるのは、票数の出方と、当選議員数が、果たして正しく反映されているのだろうかという点だ*1

*1:9月11日付の朝日新聞の夕刊によれば、自民党の今回の議席占有率は、61.7%だそうだ。比例区の得票は、2589万票。けれども、比例の得票率でいうと、38.2%。小選挙区は別にして、比例では、4割に満たない。自民と民主の得票率は1.3倍しかないのに、議席占有率は4倍という数字がテレビで報道されていた。