河南のホテルにタクシーで戻って、初日にお世話になたったガイドさんと再会した。
台湾への旅と同様に、コトバができないので、今回もガイドの人にいろいろと教えてもらった旅だった。
今回の旅では、全部で四人のガイドさんにお世話になった。
インチョン国際空港までの車の中で教えてもらったことは、教師の体罰のニュースだ*1。
昔は、教師の体罰について、体罰をするような厳しい教師の指導に対して生徒も黙っていたけれど、最近の生徒は黙っていないという。また保護者からのクレームもすぐに出されるようになってきているという。
博物館見学など、子ども連れが多く、教育熱心という印象を持ったけれど、これも、家庭で宿題をやっている実態は親がやっているから、誰のための宿題なのかという話になっているという。ボランティアにしても、そうらしい。自主性というよりも、学校の課題であり、評価されるからやるという傾向が強いという。
韓国の若者は身なりがきちんとしているという私なりの観察も、相対的なものだろうという。韓国の水準から見れば、乱れてきているというのだ。
近くて遠い国と言われる韓国に今回はたまたま気軽にパック旅行で訪問することになったが、韓国は、やはり何度か訪れたいと思う。
そうした印象をもつことのできた今回の旅であった。
夕方5時10分、インチョン国際空港出発で、私たちは成田に向かった。