「沖縄県知事、首相と会談 県民投票ふまえ工事中止要請」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019年3月1日12時13分)

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり、同県の玉城デニー知事は1日昼、安倍晋三首相と首相官邸で会談した。名護市辺野古の埋め立てへの反対票が7割を超えた県民投票の結果を伝え、「県民の思いを真正面から受け止め、工事を止めてほしい」として、辺野古移設見直しを求めた。安倍首相は「普天間の危険な状況を先送りできない」と応じない考えを示した。

 会談の冒頭で、玉城知事は「県民投票で、辺野古断念の民意が明確にされた。尊重されるべきだ」と指摘した。玉城知事によると、安倍首相は辺野古への移設を行うという、日米合意通りに進める方針を示した。

(後略)

山下龍一